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Top Page > 2010年07月

王と枢機卿

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:王と枢機卿
原題:KARDINAL & KOENIG
作者:Michael Schacht
メーカー:GOLDSIEBER SPIELE
プレイ可能人数:3~5
年齢:12歳以上
所要時間:50~60分
形態:B
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■

受賞歴:
2000年ドイツゲーム大賞ノミネート
2000年ドイツゲーム賞8位



・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「KARDINAL & KOENIG」の意味ですが、直訳すると、「枢機卿と王」です。

「KARDINAL & KOENIG」を、「枢機卿と王」じゃなくて、「王と枢機卿」と、わざわざひっくり返した邦題をつけたのは、成功だと思います。「枢機卿と王」より、「王と枢機卿」のほうが、語感がいいといいますか、すわりがいいように感じるのは、私だけでしょうか。

箱の表面に、「Ziehen Sie die Faeden in Europa!」と書かれています。これは、「ヨーロッパで糸を引け!」という意味でしょうか。ボックスアートに書かれている操り人形を、糸を引いて操れ!ということでしょうか、よくわかりませんが。

・ゲーム内容の簡単な紹介
12世紀のヨーロッパを舞台に、有力な修道会同士の諍いを描いたゲームです。

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ボードです。色とりどりで華やかでいいです。

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駒の色とプレイヤーが対応しています。駒を色別に袋に収納すると、サッとゲームをはじめられて便利。

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基本的には陣取りゲームで、カードプレイにより、修道院の建築と、枢機卿の王宮への派遣(駒の配置)を行います。

もちろん、効果的に得点を得るために、駒の配置をするのですが、カード枚数による制限を受けるため、それほど深く考える必要はないでしょう。

ルールはいたってシンプルで、にもかかわらず、戦略性が必要です。

しかもプレイ時間は短めですのですので、本格的でいながら、手軽に楽しめる戦略ゲームとなってます。

戦略ゲームの入門用としても最適です。「3人プレイが最適」という、変わったゲームでもあります。

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撮影用に駒を配置しました。

・2人プレイについて
2人用非公式ルール(カバレロ考案)
このゲームでは、5種類のカードを用いて行いますが、説明書によりますと、4人プレイの場合は、各種類のカードを1枚ずつで計5枚、3人プレイの場合は、各種類のカードを2枚ずつで計10枚、取り除いてからプレイする、と書いてあります。
このゲームを2人プレイでしようとするときは、各種類のカードを3枚ずつで計15枚を、あらかじめ取り除いてからプレイします。
もしもゲームの途中で、駒が尽きた場合は、スタートプレイヤーではないほうの手番まで行いゲーム終了になります(つまり、駒が尽きたプレイヤーがスタートプレイヤーでない場合は、その時点で、即ゲーム終了)。
それ以外に、2人プレイ時の特別ルールはありません。

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2人プレイのゲーム終了時のボード。この時は青が勝ちました。

・コンポーネント
とても上品な雰囲気のコンポーネントです。
全体的に簡素な感じですが、ボード、カードのデザインはとても渋く、いい雰囲気です。木の駒も、素朴ながらも、色合いが鮮やかで、素晴らしいです。

・カードのサイズ
(56×87mm):55枚

・BGM
モーツァルトのレクイエムより「涙の日」はどうでしょう。


・他サイトさまの紹介記事
プレイスペース広島
Funagain Games
Board Game Geek
play:game
Nagoya EJF
Table Games in the World
GIOCO DEL MONDO
ふうかのボードゲーム日記

・日本語版王と枢機卿について
【2014年4月5日追記】
情報が遅くて申し訳ないです。長らく絶版だった名作陣取りゲーム王と枢機卿ですが、なんと日本語版が発売になったようです!

この日本語版ですがドイツ語版と比べていろいろ細かい点で改良が加えられているようです。

最も驚くべき変更点は色の変更です。これによりかなり雰囲気が変わっているような・・・・そんな印象です。

バイエルン&ブルグント・・・緑色から青へ変更

修道院駒&枢機卿駒・・・・緑と紫が無くなり代わりに白と黒へ

この変更は色覚障害者の方を配慮した変更なのでしょう。それ以外にも変更点があるようです。

すごろくやの王と枢機卿紹介ページ
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[ 2010/07/02 20:37 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

ビザンツ

ボードゲーム・カードゲーム レビュー

邦題:ビザンツ
原題:Byzanz
作者:Emanuele Ornella
メーカー:AMIGO
プレイ可能人数:3~6
年齢:8歳以上
所要時間:45分
形態:C
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■■

受賞歴:
2009年ドイツ年間カードゲーム賞2位


・原題の意味
「東ローマ帝国(ビザンツ帝国ともいう)の首都はコンスタンチノープルという名前なんですけど、オスマントルコに征服されて以来、イスタンブールという風に名前が変わっています。コンスタンチノープルという名前の前は「ビザンチウム」という名前の街でした。このゲームの舞台、イスタンブールの旧名称がゲーム名の由来になっています。

・ゲーム内容の簡単な紹介
カードでカードを競り落としていくゲームです。
場札が並べられます。並べられた場札を競っていきます。手札のカードの数値分が入札に参加できる費用ですが、手札は得点化にも使えますのであまり無茶なビッドはできないでしょう。

一番高値を付けたプレイヤーが落札します。競り落としたら、
●入札に使ったカード全て
と、
●場札の中から1枚
を「市場」に渡して、市場に行かなかった場札を手札に加えます。それから一旦ラウンドから抜けます。

こうして入札の参加者がだんだん減っていくのですが、最後の1人になったら入札はせず、「市場の処理」をします。
市場の処理は入札から抜けるのが遅かった順に市場にあるカードを取っていくことができます。市場にあるカードは種類別に分けられていて、いずれかの種類をまとめて取るようにします。

手札はいつでも得点化できるのですが、手札は7枚以下しか持てないという制限がありますので、この制限に抵触するタイミングで得点化するケースが多いでしょう。得点化するには同種カード3枚を捨てて、そのうち1枚を得点カードとして手元に裏向きにして留めておけます。商人のカード(愛称:おっさん)は得点化するときワイルドカードとして使用できます。もしもおっさん3枚組を得点化する場合は5点扱いということになります。

規定ラウンドが終わったら、手札を出来るだけ高く得点化し、その時点で最も得点の高いプレイヤーの勝利になります。

・2人プレイについて

非公式2人用ルール(カバレロ考案)
使用するセットカード:2と4
ラウンド数:8

これ以外は通常ルールに従います。第8ラウンドが終わったら、ビザンツの市場の分配をして、最後に商品を売却して、その後、得点計算をします。最も得点の高いプレイヤーが勝利します。

・コンポーネント
全てカードです。

・カードのサイズ
(56×87mm):120枚

・他サイトさまの紹介記事
メビウスゲームズ
プレイスペース広島
Board Game Geek
play:game
Funagain Games
Nagoya EJF
GIOCO DEL MONDO
週刊じゃむたん通信
ふうかのボードゲーム日記
海長とオビ湾のカジノロワイヤル
遊星からのフリーキック
[ 2010/07/02 20:35 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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