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あやつり人形

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
KIF_0382.jpg

邦題:あやつり人形
原題:Ohne Furcht und Adel
別名:操り人形
別名:シタデル
作者:Bruno Faidutti
メーカー:HANS IM GLUECK
プレイ可能人数:2~7
年齢:10歳以上
所要時間:60分
形態:C
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■■■■■
幸運不運■■

受賞歴:
2000年ドイツゲーム大賞ノミネート
2000年ドイツゲーム賞6位
2000年ドイツ年間カードゲーム賞1位



ルール解説動画


・ゲーム内容の簡単な紹介
人気のあるカードゲームです。

内容の方は、建物カードをプレイする(お金がかかります)ことにより、自分の都市を発展させていき、最も立派な都市を築き上げると勝利です。プレイヤーはさまざまな人物を裏から操り、「操り人形」たちの特殊能力を駆使して、自分の利益のために行動します。

まず、職業カードの中から自分のやりたい職業を選びます。ただし、前のプレイヤーに選ばれてしまったキャラクターは、今回は選べません(先に選べる国王の能力は重宝する場合があります)。
手番は選択したキャラクターの順番(キャラにより決まってます)で回ってきます。

手番では、次のどちらかをします。
・2金を得る
・カードを2枚取り、好きな1枚を選んで取る

そして、建物カードを1枚プレイします(要コスト)。

KIF_0387.jpg
職業カード。
1.暗殺者、2.泥棒、3.魔法使い、4.王様、5.伝道師、6.商人、7.建築家、8.傭兵。

さらに選択した職業の特殊能力が使えます。特殊能力は以下の通りです。

1.暗殺者:キャラクターを選択して、その手番を完全に飛ばす。

2.泥棒:キャラクターを選択して、そのキャラクターの持っているお金を全額奪う。

3.魔法使い:プレイヤーを選択して手札を全とっかえできる or 手札を山札と同じ枚数だけ交換。

4.国王:次回のキャラクター選択を最初にできる。黄色の建物1つにつき、1金の収入を得る。

5.伝道師:傭兵の破壊工作の対象にならない。青色の建物1つにつき、1金の収入を得る。

6.商人:1金を得る。緑色の建物1つにつき、1金の収入を得る。

7.建築家:2枚カードを引く。3枚のカードをプレイできる(プレイの際にはコストが必要)。

8.傭兵:他プレイヤーの建物を破壊(要コスト)。赤色の建物1つにつき、1金の収入を得る。

下記のページにある日本語化データを利用されると、とてもプレイしやすいと思います。

http://gioco.sytes.net/chart.htm

いずれかのプレイヤーが8枚カードをプレイするとゲームは終了となります。
建てた建物の価値が勝利点になります。さらに、
・8枚建物を建てる
・5色の色をそろえる
上の条件を満たすとボーナス得点が入ります。

勝利点の多いプレイヤーが勝利します。

・2人プレイについて:
やおきんによるゲームの面白さ評価:
やおきんによるゲームに対するコメント:
8枚のキャラクター特性と、プレイ手番のシステムが素晴らしいと思います。凝った仕掛けや複雑なルール、豪華なコンポーネントがなくても秀逸なアイデアひとつでこれほど思考するゲームができるんですね。感心しました。
極論すればカード8枚と筆記用具があればできるほど、シンプルなのに、思考するところと迷いどころは非常に多いです。
ただ、個人的な好みでいうと考え込むとキリがなく、直接相手を叩くゲームなので続けてやりたいとは思いにくいです。でもゲームとしては素晴らしいと思います。

・3人以上でやってみた:

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
最後のラウンドは全員建物7枚という接戦だった。最初に8枚の建物ボーナスで辛うじて勝利した感じ。熱かったな~。

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
カードの絵が綺麗です。何故か王様は全然人気無かったですね。今度プレイする時は席順を変えてみたいですね。

ふくちによるゲームの面白さ評価:
ふくちによるゲームに対するコメント:
(コメントはありません)

ぼびによるゲームの面白さ評価:
ぼびによるゲームに対するコメント:
今回やってシステムを理解出来たので、楽しめた。(負けたけど)。

シヴゆっきーによるゲームの面白さ評価:
シヴによるゲームに対するコメント:
3人ではちょっと大味な気がした、4人でやってみて再評価してみたい。

アブラハムぼびによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
ある程度慣れてからが面白くなってくるタイプのゲームだと感じました。

・コンポーネント
キャラクターカード、建物カードともに美しいイラストのカードで、プレイ意欲をそそります。
王冠カードはスタンド付きなので、立ちます。なんかエラそうでいい感じです。黄色いコインプラスチック製で、厚みあり、光沢が美しく、集めるとわくわくしてきます。ドイツゲームってホント、コンポーネントが凝ってるって感じがとてもします。

KIF_0386.jpg
プラスチック製コイン。結構、豪華な感じ!

・BGM
クライスラーのプレリュードとアレグロはどうでしょう。


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[ 2010/08/25 23:15 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

インペリアル

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCF4846s-.jpg

邦題:インペリアル
原題:IMPERIAL
作者:Mac Gerdts
メーカー:eggertspiele
プレイ可能人数:2~6
年齢:12歳以上
所要時間:120~180分
形態:B
重さ:重い
要素:
戦略戦術■■■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■

受賞歴:
2007年ドイツゲーム大賞推薦リスト
2007年ドイツゲーム賞7位



・原題の意味
「IMPERIAL」の意味ですが、「帝国の…」です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
インペリアルは、第1次世界大戦直前のヨーロッパを舞台に、やるか!やられるか?の陣取りをするゲーム…と書くと、まるでディプロマシーみたいな感じになっちゃいますが、全然違うゲームです。

DSCF4848t.jpg
ボードを広げたところ。

プレイヤーの立場が違います。ディプロマシーでは、プレイヤーは国家を担当していますが、インペリアルでは、国家を操る資本家という役割です。自分の担当する国がコロコロ変わる流動的なゲームです。

CIMG1106t.jpg
初期配置完了!

ゲームは国の順番に従って、国ごとに行動していきます。国の順番は、
1.オーストリア
2.イタリア
3.フランス
4.イギリス
5.ドイツ
6.ロシア
という風に決まっています。

順番が回ってきた国家は、政府が国家を操ります。政府とは、その国の債券を最も持っているプレイヤーです。

国家はロンデルの輪に置かれた駒を時計回りの方向に動かして止まる場所のアクションをします。ロンデルの輪の上の駒は、3マスまでは無料ですが、4マス以上進める場合は、有料ですので、お金を大切にしつつ最善の選択をするようにしましょう。

DSCF4843s-.jpg
「ロンデルの輪」です。これで国家の行動を選んでいきます。

ロンデルのアクションには、以下のものがあります。

・工場:軍事駒を作る工場を作ります。工場は、税金の財源にもなります。

・生産:軍事工場を稼動します。軍事駒を無料で作れます。

・移動:軍事駒を移動させます。場合によっては紛争が起こります。

・投資家:国庫からお金が個人のプレイヤーに支払われます。結構な収入になります。

・購入:軍事駒を買います。買うお金は国庫から出します。

・税収:税金が国庫に入ります。自分の工場や税金トークンからお金が入ります。税金トークンは海域にもおけるところがポイント。ディプロマシーでは単なる交通の障壁だった海が貴重な財源になります。財源になるということは、海を巡る戦いにも熱が入ります。

いずれかの国が国力25点に到達したらゲームは終了になります。
ゲーム終了時に債券を現金化し、最もお金持ちのプレイヤーが勝利します。う~ん、陣取りゲームなんですけど、結局お金が全てなんですね。

DSCF4844t.jpg
ゲーム終了時の様子。

まず、債券を買って自分の支配・操作のできる国を作りたいですね。それができたら、富国強兵です。強兵はいいんですけど、軍事費にお金が吸い取られすぎるのも問題ですので、適度な軍事力を保つことも大切です。国庫にお金を貯めたら「投資家」のアクションでようやくお金を回収する…という感じにゲームの流れがなるのかな~と思います。
やれる事は「ロンデルの輪」で決まってきますので、必要以上に考え込まなくても何とかなるようになっています。

DSCF4845s-.jpg
ドイツを覆い尽くす黄色の陸軍駒はオーストリア軍です。ドイツの敗戦は史実通り??攻め込んでるのはオーストリア軍だけど…。

CIMG1107t.jpg
2008年8月15日のプレイの様子。

DSCF5871t.jpg

・3人以上でやってみた:

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
ダイナミックに国策が変わる大国の様子はすごい。あまり勝つことに集中できなかったけど(方針が思いつかなかった)、見ていて結構楽しめた。

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
支配する国の勢力を広げるのに力が入る。債券を買って 国の支配権を奪うのも楽しい。お金稼ぎを忘れそうになりますね。

・コンポーネント
木の駒がドッサリ入ってます。これはディプロマシーみたいに金属の駒だったら、さらにゲームの価格が上がるんだろうな~。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません(カードを含みますが、それらはタイルと呼ぶべき厚さがあります)。

・BGM
ブラームスの交響曲第3番の第4楽章が最高にピッタリ!


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[ 2010/08/22 23:56 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

ボードゲームダイエット

(ミクシィの日記からの転載)

今日の出来事。オレの友達のゆっきーの家に遊びに行った。オレはゲーマーだ。遠征だ。ボードゲームを携えて、いざ出発!

えっほ、えっほ。ゲームを運ぶ。電車で移動。ホームからホームへ。数回乗り換え。階段。歩行。到着。挨拶。どーでも良い時候の挨拶、当たり障りのない話題、楽しいきわどい話題、会話って面白いな~。あ、時間だ。名残惜しいがこれにて。帰途につく。

荷物(ゲーム)がある。何キロなんだろ、これ。えっほ、えっほ。

電車、乗り換え、階段・・・・。

無事帰宅。オレは風呂に入る前に体重や体脂肪率を計るのが日課だ。体重計に乗る。

「オレの怖い乗り物は体重計だ!」

と言い放っていたのは遠い昔。今では体重計に乗るのがオレの生き甲斐だ(スマン、ウソです)。で、驚愕の事実が判明する。

わずか1日で体脂肪率が1.5%減!!!

うおおおっ~!!

ダイエットである。これぞまさにボードゲームダイエット!これは流行る。

今日は会話が楽しくゲームでは遊ばなかったが、ダイエットには成功した。江戸の敵を長崎で討つ。

一般的に、ボードゲームは室内にこもって夏は冷房、冬は暖房、実に温室の中の薔薇のごとく順調で負担のない、発育にはもってこいのストレスのない素晴らしい娯楽なのです。それが裏目に出ると、運動不足、ゲームの合間のおやつとか言ったらメタボ。忍びよる死神の影・・・・。

カイジにしてもアカギにしても鷲巣様にしてもオレにしても、ゲームを楽しむみんなは死の恐怖におびえているのです。
(あ、アカギは怯えてないか、狂人だから)

しかし、ほんの少しだけ着眼点を変えると素晴らしい運動効果が望める、ということを身をもって経験したのです。
[ 2010/08/22 19:48 ] ゲームの話じゃない | TB(-) | CM(-)

コリドール

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCF5022s-.jpg

邦題:コリドール
原題:Quoridor
作者:Mirko Marchesi
メーカー:Gigamic
プレイ可能人数:2/4
年齢:6歳以上
所要時間:15分
形態:B
重さ:軽い
要素:
戦略戦術■■■■■■■■
駆け引き■
幸運不運■

受賞歴:
-


・ゲーム内容の簡単な紹介
アブストラクトゲームゲームです。自分の駒を相手の陣地に到着させるのが目的です。

DSCF5024s-.jpg

自分の手番では、自分の駒を前後左右に1歩動かすか、壁を1枚置くかのいずれかができます。

壁は2人プレイ時では10枚ずつ持っています。この壁を置くときに注意しなければならないのは「相手の駒がゴールに絶対着けないような配置は禁止」というルールです。このルールを守る範囲内で相手駒の妨害をし、自分は相手の陣地を目指すようにします。

DSCF5014s-.jpg
白の勝ちです。

・2人プレイについて:

アブラハムによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
自分はアブストラクトは好きなので 楽しくゲームできました。ただ人は選ぶゲームですよね。ルールも簡単で時間がかからなくてさくさく進むのもいい感じでた。いつかまたしてみたいです。

sirouによるゲームの面白さ評価:
sirouによるゲームに対するコメント:
前半戦で勝敗が決している気がする。マガロンのような要素があってもいいんじゃないかと思う。

・コンポーネント
駒、壁、ボードが全部木製です。凝っています。シックな雰囲気のコンポーネントです。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・BGM
古畑任三郎のサントラはどうでしょうね。


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[ 2010/08/21 23:10 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

モダンアート

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCN1534s-.jpg

邦題:モダンアート
原題:MODERNArt
作者:Reiner Knizia
メーカー:HANS IM GLUECK
プレイ可能人数:3~5
年齢:10歳以上
所要時間:30~45分
形態:B
重さ:重い
要素:
戦略戦術■■■■
駆け引き■■■■
幸運不運■■

受賞歴:
1993年ドイツゲーム大賞ノミネート
1993年ドイツゲーム賞1位



・原題の意味
「MODERNArt」の意味ですが、「現代美術」です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
画商となり、価値の出そうな絵画を買い、売りさばいて儲けます。

プレイヤーは手番になると手札の中から絵カードを1枚出します。これが競りにかけられるのです。
絵カードにより、競りの方法は指定されています。

・フリーオークション、
・順番に1回ずつの競り、
・一斉入札、
・指値入札、
・2枚同時競売

といったように競りの方法は多彩です。他プレイヤーに絵カードを競り落としてもらうことにより儲けることが出来ますし、自分自身で購入することも出来ます(この場合、代金は銀行に支払います)。

ラウンドは4ラウンドあります。ラウンドの終了時にもっとも市場に出回っている画家の作品から順に3人の作品まで値がつきます(画家は5人いるので、2人の絵には価値がない、ということになります)。ラウンドの終了時に競り落とした絵画を売却して利益を得ます。
最終ラウンド終了時に最も儲けているプレイヤーの勝利となります。

・2人プレイについて:
このゲームは箱にも説明書にも3~5人用とかかれていますが、その気になれば2人プレイは可能です。
ハンス・イム・グリュック社のサイトに2人用ヴァリアントが掲載されていました。
以下がその日本語訳です(日本語訳する際に、ハンス・イム・グリュック社の許可を得ています)。

モダンアート 2人用ヴァリエーション
わかった、わかった!君も同意してくれると思うよ。モダンアートは5人で最も楽しいんだよ。でも、-PBS(注1)の「偉大な骨董品ショー」を見た後なんて特に-ウキウキする競りの世界を探求しなきゃならないのに、2人しかいないときがあるだろう?そんなとき、このヴァリアントだ。

変更点:
カードを配る時、2つのダミーの山札を作ります。それぞれのプレイヤーの手番の合間に、それらの山札のうち1つから1枚カードをめくります。このカードは競りの対象にはなりません。画家が競りのためにめくられた回数としてだけ数えます。(3人プレイのヴァリアントでめくる選択カードによく似ています)。

2枚同時競売:自分が2枚目の競りにかけられるカードを持つ場合にのみ、2枚同時競売カードをプレイすることができます。無料でそれを手に入れることを期待して、これを場に出すことはできません。

…これがそのヴァリアントだ。なんて簡単なんだ!完全なゲーム(注2)よりは一味落ちるけど、このヴァリアントでは、得たいと願う物と比べて、いかに多くのお金が他のプレイヤーに転がり込むかに注目せざるを得ないだろう。もし機会があれば、楽しい30分が過ごせるだろう。

注1:アメリカの公共放送局
注2:3~5人による通常ルールのゲーム



DSCF6954s-.jpg
2人プレイの様子。画像はメイフェア版です。

・3人以上でやってみた:

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:10
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
買い物ってストレス解消になるっていうけど、超絶・高額な無駄使いが味わえるよ!

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
終盤にわんこが値を吊り上げていて怖くなってしまいました。儲かったんだけどね。

ぼびによるゲームの面白さ評価:
ぼびによるゲームに対するコメント:
今回、唯一調子が良かったゲーム。競りゲームは苦手だが、これは結構好き。(カードが、キレイだからかな?)。

ふくちによるゲームの面白さ評価:
ふくちによるゲームに対するコメント:
(コメントはありません)

・コンポーネント
ゲームボードと、5人の画家の絵カードと、屏風と、お金チップと、価格表示チップです。いずれも紙製です。

・カードのサイズ
ゲームボードと、5人の画家の絵カードと、屏風と、お金チップと、価格表示チップです。いずれも紙製です。

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[ 2010/08/20 23:46 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

マンハッタン

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCN0451.jpg

邦題:マンハッタン
原題:MANHATTAN
作者:Andreas Seyfarth
メーカー:HANS IM GLUECK
プレイ可能人数:2~4
年齢:10歳以上
所要時間:45分
形態:B
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■

受賞歴:
1994年ドイツゲーム大賞
1994年ドイツゲーム賞3位




ルール解説動画


・原題の意味
「MANHATTAN」の意味ですが、「マンハッタン」です。マンハッタンは、ニューヨーク市内の島で同市の中心区です。高層ビル群が建ち並んでいます。

・ゲーム内容の簡単な紹介
都市に摩天楼を築いていくゲームです。自分が支配するビルを多くして、高得点を狙います。

DSCN0453.jpg
このボード上にビル駒を配置していきます。右のほうに得点トラックがあります。

自分の手番になったら、1枚カードをプレイします。そのカードに示された区画にビルをのせます。

DSCN0454.jpg
カードをプレイして対応する位置(赤く塗られている部分)にビル駒を配置します。

こうすることにより、ビルはにょきにょきと高さを増していきます。ビルの所有者はビルの頂上の駒のプレイヤーです。いかに効率よくビルを支配していくかが重要です。このゲームは手札からカードを選択していくので、カード運もあり、ガチガチの戦略ゲームというわけではありません。メビウス・ゲームズにバリエーションルールの記載があります。

m01s-.jpg

2人用ルールその1(カバレロ考案)マンハッタンを2人でプレイしようとしている人のために、「4人用ルールをそのまま適用する」ことにします。
・1人1色だけ担当(2色じゃない)。
・建設カードは、4枚ずつ配る(手札)。
・1ラウンドで使用するビル駒は各人6個ずつ。
・ダミーキャラクター、NPC等は用いません。

2人用ルールその2(考案者:Katuragiさん)原則的に4人用ルールを適用します。
・1人1色だけ担当(2色じゃない)。
・建設カードは、4枚ずつ配る(手札)。
・1ラウンドで使用するビル駒は各人6個ずつ。
・ダミーキャラクター、NPC等は用いません。
・ボード上に描かれている6都市のうち、マンハッタン、シドニー、香港の3都市のみ使用する。

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
私は大好きなんだけど家族に全く人気のないゲームです。Katuragiさんルールでやってます。3都市しか選択肢がないのでキツイ戦いとなり、とてもエキサイティングです。

無重力の騎士によるゲームの面白さ評価:
無重力の騎士によるゲームに対するコメント:
ビルを建てるエリアを半分の3つの都市に限定してよく遊んでいます
そうすると4人プレイと同等のキツキツ感と競合感が楽しめます。

・3人以上でやってみた:

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
やはり4人がベストだと思います。ルールは簡単だけど悩みどころの多いステキなゲームです。みつからないようにそっと低いビルを建てるのがいいですねえ。ただ、コンポーネンツはもう少しなんとかならなかったのでしょうか?無機質なビル、つるんとした少し大きめのカード、何よりもひどいボードの絵!

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
世界のビル王は最初から目指さず、都市のビル王を目指した戦略は悪くなかった気がするけど何故かふるわず、最後はやけくそ、小さくても自社ビルの数を増やすことにした。でも3位。次こそは!

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
ビルの高さにこだわってしまいました。一番高いビルは気持ち良いです。

ぼびによるゲームの面白さ評価:
ぼびによるゲームに対するコメント:
何かイベントを起きて、特定のビルを崩せたりしたら面白いかも。

無重力の騎士によるゲームの面白さ評価:
無重力の騎士によるゲームに対するコメント:
人数が増えた分、面白さアップ。評価は7.5点をつけたいところ(笑)。運の要素がやや強いですが、手軽で良いゲームと思います。立体的なコンポーネントが面白さを増しています。ただ、ビルの倒壊にはご注意を(笑)。

・コンポーネント
いたってシンプルなコンポーネントです。ボード、建設地カード。ビル駒はプラスチック製。スタートプレイヤーが、持つ黄色いビル駒。以上です。

・カードのサイズ
(59×91mm):45枚

・BGM
ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」は、結構あってると思いますがどうでしょう。


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すごろくや(変則得点計算の記載あり)
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海長とオビ湾のカジノロワイヤル
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[ 2010/08/18 23:59 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

ヴァイキング

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCF4734s-.jpg

邦題:ヴァイキング
原題:Wikinger
作者:Michael Kiesling
メーカー:HANS IM GLUECK
プレイ可能人数:2~4
年齢:10歳以上
所要時間:60分
形態:B
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■

受賞歴:
2007年ドイツゲーム大賞推薦リスト
2007年ドイツゲーム賞3位



・原題の意味
「バイキング」です。8世紀から11世紀にかけて、スカンジナビア半島やデンマークから、海路を通ってヨーロッパ各地に進出したノルマン人の別名が「バイキング」です。略奪行為・征服だけでなく、植民・交易・建国などなどの活躍をしました。

・ゲーム内容の簡単な紹介
競りゲームです。競りで、領土となるタイルと、手下となる駒を獲得していき、高い勝利点を目指します。

DSCF4735s-.jpg
ボード。ここに買われる土地と人を置いておきます。
円形の値段表示ディスクはグルグル回ります。

独特の競りで、タイルを入手して、それらが勝利点に結びつく…という風に書いちゃうと、クニツィーアのラーと近くなっちゃいますが、全然違うゲームです。
競りが独特で、手番では、必ず、1セット(駒1個とタイル1枚がセットになっている)を入手します。それを自分専用のボードの配置していきます。場合によっては、値段が大きく下がることがあり、それを表しているのが「回転盤」です。

DSCF6047s-.jpg
値段表示盤の周囲に駒&タイルを配置。

駒は色が付いており、色ごとに職業というのが決まっています。その職業の能力が勝利点に結びつきます。

このゲームにある職業:
灰色の駒:船員。未配置の自分の駒を島タイルに配置するときに使う。駒はタイル上にいないと役に立たないので重要度高し。
黒の駒:戦士。敵のヴァイキング船を撃退する。
赤の駒:貴族。勝利点が2点入る。
緑の駒:斥候。勝利点1。手下の金細工職人や漁師も勝利点化できる。
黄色の駒:金細工職人。お金を生み出す唯一の職業。
青の駒:漁師。最終得点決算時に食糧の供給をする。

DSCF4736s-.jpg
L字型ボード。個人のボードです。ここに自分の領土を展開させていきます。

image11t.jpg
4人プレイの様子。


DSCF6048s-.jpg
2人プレイ時ゲーム終了時の手元の様子。

・3人以上でやってみた:

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
面白い!!勝ったからかな?

karokuによるゲームの面白さ評価:
karokuによるゲームに対するコメント:
目的を持って動くことが結構重要なゲーム。

・コンポーネント
何といっても回転盤付きボードのインパクトが強いです。こういうのは、買ったらまず自分で組み立てるのですが、組み立て方が、説明書の後ろの方に書いてありました。細かい話ですが、こういうことは、説明書の前の方に書いてほしいと思いました。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・他サイトさまの紹介記事
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Table Games in the World
GIOCO DEL MONDO
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浅く潜れ!
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[ 2010/08/18 23:13 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

バトルライン

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCF4890s-.jpg

邦題:バトルライン
原題:BATTLE LINE
作者:Reiner Knizia
メーカー:GMT GAMES
プレイ可能人数:
年齢:10歳以上
所要時間:20~30分
形態:C
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■■

受賞歴:
-


・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「BATTLE LINE」の意味ですが、「戦線」です。
箱の表面に、書かれている「ALEXANDER the GREAT」ですが、これは、「偉大なるアレキサンダー大王」という意味です。アレキサンダー大王がこのゲームの主役なんですね。出てこないときもありますが。

・ゲーム内容の簡単な紹介
フラッグを取り合う、古代戦を模したカードゲームです。

このゲームの戦略カードの「リーダー」は、ALEXANDERとDARIUSの2枚です。つまり、アレクサンドロス3世(マケドニア王、空前の世界帝国を建設する)と、ダリウス3世(アケメネス朝ペルシアの最後の王)の戦いがこのゲームのテーマだと思われます。

まず、プレイヤーが向かい合って座ります。2人の間に「フラッグ」と呼ばれるポーンを並べます。

DSCF5824s-.jpg

フラッグには、それぞれ3枚ずつ、軍隊カードを並べるスペースがあると思ってください。


DSCF5044s-.jpg
2008年11月24日撮影。ミクシィの「2人でボードゲーム」コミュニティのトップ画像用として撮りました。

手番では、手札から1枚カードをプレイして、その後、補充します。

この補充の時に、軍隊カードの山から引いてもいいですし、戦略カードの山から引いてもよいです。これで手番は終了です。

これを交互に行っていきます。目的は、フラッグを取ることです。フラッグを取るためには、そのフラッグに対して、相手よりも強い3枚組のカードを置く必要があります。カードは、3枚セットになって、はじめて強さを計れます。

DSCF4885s-0.jpg
ゲーム中盤の様子。まだまだどちらが勝つか分かりませんよ~。

強い順に、
「3枚の色が同一で、数字がストレートになっている(ストレートフラッシュ)」、
「3枚のそれぞれの数字がみな等しい(スリーカード)」、
「3枚の色がみな等しい(フラッシュ)」、
「3枚の数字がストレートになっていて色が同一ではない(ストレート)」、
「役なし(ブタ)」
となっています。

もしも同じ強さなら、3枚組の数字の合計で競います。
この強さが本当によくできていて、強い役ほど作るのが難しくなっています。対戦相手は一人です。だから、ソイツさえ上回ればよいのですが、お互いがそう考えている訳です。簡単でも堅実な役で行くか、運に任せて強い役を狙うかを考えるところがこのゲームの面白いところです。

あと、このゲームの面白いところは、戦略カードです。戦略カードはいわば、特殊カードで、特別な効果を持っています。これが結構強力です。しかし使用枚数に制限があります。
相手が使った枚数プラス1枚
まで使えます。強力だからあんまり使えないようになっているんだね。

フラッグごとに見て相手より強ければ、そのフラッグを取ります。フラッグを5つ取るか、連続のフラッグ3つを取れば(中央突破)、勝利になります。

DSCF4886s-.jpg
ゲーム終了時の様子。ほとんどのポーンがいずれかのプレイヤーのモノになっています。

DSCF6607s-.jpg


・2人プレイについて:

海長とオビ湾によるゲームの面白さ評価:10
海長とオビ湾によるゲームに対するコメント:
楽しいですね。
構成がトランプゲームに似ているので初心者も入りやすく、悩みどころもわかりやすく出来ています。

otakeによるゲームの面白さ評価:10
otakeによるゲームに対するコメント:
ゲーム中盤の、悩みどころがたくさんある状態がとてもおもしろいです。
5つのフラッグを取る他に、3つの連続したフラッグを取っても勝利という点が、ゲームに緊張感を与えていると思います。
また、戦略カードの効果や使用条件が、このゲームをより魅力的なものにしています。アドバンスルール(手番最初にフラッグ確保)でのプレイはこのゲームを評価する上での絶対条件です。
通常ルールでのプレイしかしたことが無い、という方は一度アドバンスルールでプレイしていただきたいですね。
ポーカーの役を知っていると、導入がスムーズでしょう。

シヴによるゲームの面白さ評価:
シヴによるゲームに対するコメント:
(コメントはありません)

アブラハムによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
勝つために必要な運と思考のバランスがよい感じ。ただ戦術カードが強すぎるような気がします。

やおきんによるゲームの面白さ評価:
やおきんによるゲームに対するコメント:
ロストシティと同じで、簡単なルールながらカードプレイのジレンマを感じられる非常に良いゲームだと思いました。
バトルラインの場合、戦術カードのおかげで相手を直接攻撃できる要素もあり、戦術性はかなり高くなっていると思います。ロストシティに比べじっくり考え込んでしまうので、こちらの方が脳の疲労度は強めかなと思いました(笑)。手軽さならロストシティ、ガッツリ対戦するならバトルラインということで、ロストシティと同じ8点を付けさせてもらいます。
ゲーム慣れしている人同士なら、さらに+1点の9点だと思います。

・コンポーネント
赤い木製の駒(フラッグ)は木製駒が好きな私には嬉しいです。あとは、軍隊カード60枚と戦略カード10枚の、計70枚のカードです。

・カードのサイズ
(63.5×89mm):70枚

・BGM
ホルストの「火星」は結構合ってると思います。


・他サイトさまの紹介記事
プレイスペース広島
Funagain Games
Board Game Geek
play:game
Nagoya EJF
Table Games in the World
GIOCO DEL MONDO
週刊じゃむたん通信
浅く潜れ!
遊星からのフリーキック
ふうかのボードゲーム日記
[ 2010/08/16 23:35 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

ガイスター

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCN0593.jpg

邦題:ガイスター
原題:Geister
別名:ファンタスミ
別名:FANTASMI
作者:Alex Randolph
メーカー:Venice Connection
プレイ可能人数:
年齢:8歳以上
所要時間:15分
形態:B
重さ:重い
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■

受賞歴:
1982年ドイツゲーム大賞ノミネート


・原題の意味
「FANTASMI」の意味ですが、「幽霊」だそうです。イタリア語だそうです。

・ゲーム内容の簡単な紹介
ガイスターはオバケ将棋です。ドイツゲームの中では比較的有名なゲームです。

ボード上の駒をプレイヤーが交互に1歩、1歩動かしていきます。自分のオバケ駒を動かすのですが、前後左右の4方向のいずれかに動けます。ただし、すでに自分の駒がある場所は移動不可です。敵駒と同じ場所にあとから入ると、そこに置かれていた敵駒を取ることになります。
こう書くと、将棋みたいですが、進行としては、確かに将棋みたいです。しかし、決定的に違う点が幾つかあります。

王将が無い。
取らない方が良い敵駒(悪いオバケ)がいる。


悪いオバケと良いオバケがいるんですが、外見上は区別がつかないです。

DSCN0597.jpg
オバケたち。誰がいい奴で誰が悪い奴なんだ~?!

後ろから見れば、一目瞭然なんですが(オバケの背中のポッチの色で判別)、相手プレイヤーはオバケを前からしか見ないので、見分けがつかないのです。相手プレイヤーの挙動で判断しましょう。

勝利条件は次の3つのうちどれかを達成することです。
1.相手プレイヤーの良いオバケを全て取る
2.自分の悪いオバケを全て取らせる
3.自分の良いオバケを1個、脱出させる

ガイスター格言:
「悪いオバケはよく動く」

勝つためには心理的駆け引きが重要なゲームです。

DSCN0598.jpg
裏から見るとよく分かります。青いぽっちが付いているのが良いオバケ。
赤いぽっちは悪いオバケ。

●ヴァリアント(カバレロ考案)
これから書くヴァリアントは、実際にプレイをしてみたわけではないんですけど、思いついたので書きます。
その1.王将ヴァリアント:すべてのオバケ駒は将棋の王将と同様の動き方ができます。
その2.善玉王将ヴァリアント:良いオバケ駒だけは、将棋と王将と同様の動きができます。悪いオバケ駒は通常通りの動きです。

●ヴァリアント「インディアン・ファンタスミ」(にゃんとろ考案)
インディアン・ファンタスミは基本的には通常のファンタスミと同様のルールですので、通常ルールとの相違点のみここでは書きます。
まず、両プレイヤーは、オバケに付いているマークが自分に分かるように、相手の駒を相手の陣地に配置します。つまり、インディアン・ファンタスミでは、自分の駒については良いオバケか、悪いオバケか分からない代わりに、相手のオバケは、良いオバケか、悪いオバケか分かる訳です。
オバケ駒は、取られた段階で、良いオバケか、悪いオバケか分かります。
勝利条件は、相手プレイヤーの良いオバケを全て取るか、自分の悪いオバケを全て取らせるかの2つです。

●ヴァリアント「インディアンガイスター」(某氏考案)
インディアンファンタスミを含んだ記事を、2001年5月13日に掲載したところ、インディアンファンタスミと別のファンタスミのヴァリエーションルールがあるとのご指摘を受けました。
それは「インディアンガイスター」(某氏考案、niftyゲームフォーラムにて2000年3月29日に草場純さまが発表)です。草場さまにご許可を頂きましたので、ここにインディアンガイスターをご紹介させて頂きます。

ゲームの準備
・まず互いに赤4つ青4つのお化けを取ります。
・次に、それを相手の陣地の4×2にこちらに背を向けて並べます。これが相手の駒です。相手も同じことをするので、あなたの手前の升目にはお化けが後ろ向きに並んでいるはずです。これがあなたの駒になるのです。

ゲームの進行
・先手から手前に並んでいる自分の駒(お化け)のうち一つを縦、ないしは横に1升移動します。自分のお化けですが、それが善玉か悪玉かは、動かす当人は知りません。
・互いに1手ずつ駒を動かします。パスは出来ません。
・移動して相手のお化けのいる升にまで行ったら、相手の駒を取れます。
・取ったお化けが善玉か悪玉かは相手に分からないように並べます。

終了条件
・善玉(青)を4つ取れば勝ちです。
・悪玉(赤)を4つ取ったら負けです。
・後ろの出口まで自分の青(善玉)が行って脱出すれば勝ちですが、自分のお化け(駒)が善玉か悪玉(赤)かは知らないので、善玉と確信が持てたら脱出することになります(あるいは一か八かで)。脱出してみて果たして善玉なら勝ちですが、悪玉だったら即負けです。

・2人プレイについて:

アブラハムによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
手軽ながら相手の行動や性格からコマを予想するのが楽しいです。

海長とオビ湾によるゲームの面白さ評価:
海長とオビ湾によるゲームに対するコメント:
回数はやってますが、そこまでおもしろいと思ったことがありません。

やおきんによるゲームの面白さ評価:
やおきんによるゲームに対するコメント:
2色の色分けだけで、こうも考えるゲームに仕上がっているのには脱帽です。
ただ、アブストラクトが苦手な自分としては、どうも淡白で苦しい時間でした。
自分が楽しめないため、どうも淡白な手になってしまうため、相手も楽しめない、という作業的時間になってしまったのが残念です。
ケチって自作したのも一因かもしれませんので、コンポーネントの大切さを痛感し、反省しました。

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
何度もやりましたが、さっぱり面白くない。これを買ったのは15年以上前ですが、情報量が少なかったので失敗しました。淡々と進みゲームエンド。地味すぎる。

・コンポーネント
オバケ駒はかわいらしく、ボードの絵柄は雰囲気が出ていていい感じです。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・BGM
サン=サーンスの「七重奏曲変ホ長調 作品65」のちょっと滑稽な感じがあっているように思います。

・他サイトさまの紹介記事
メビウスゲームズ
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Funagain Games
Board Game Geek
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GIOCO DEL MONDO
週刊じゃむたん通信
浅く潜れ!
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[ 2010/08/16 23:22 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

ごきぶりポーカー

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:ごきぶりポーカー
原題:KAKERLAKEN POKER
別名:カーケラーケンポーカー
作者:Jacques Zeimet
メーカー:DREI MAGIER SPIELE
プレイ可能人数:2~6
年齢:8~99歳
所要時間:20~30分
形態:C
重さ:軽い
要素:
戦略戦術■■
駆け引き■■■■■■
幸運不運■■

受賞歴:
2004年ドイツ年間カードゲーム賞3位


・原題の意味
「KAKERLAKEN POKER」の意味ですが、「ゴキブリポーカー」です。カーカーラケン・ポーカーという発音の方がドイツ語っぽい感じがします。

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日本語版の箱。カードには文章などが無いため、説明書はもちろん日本語ですが肝心のカードはおんなじだと思います。

・ゲーム内容の簡単な紹介
ウソかホントか。ほとんどこれだけのゲームです。

手番プレイヤーは任意のプレイヤーに対して、自分の手札から1枚、裏向きにして出し、そのカードが何かを宣言します(もちろん、正直に言ってもよいし、嘘をついても良い)。

「このカードはサソリです」

みたいな感じ。

そこで、カードを出されたプレイヤーはそれがうそかホントか考え、いずれかを宣言します(またはパスをします)。
引っ掛けられると嫌なカードを引き取らなければなりません。

パスをした場合は、一端のそのカードの内容を見ます。それから改めて、そのカードが何かを宣言し(嘘も可)誰かに渡します。この宣言が、前の宣言と変わっていてもよいです。渡されたプレイヤーはまたここで、嘘かホントか考えます。下手を打つとイヤ~な動物カードを引き受けねばならないのです!

こうして、いずれかの種類の動物カード4枚(例えば、ハエ4枚)を集めるとそのプレイヤーの敗北で、ゲームが終了となります。

DSCF6609s-.jpg


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ギャー!ハエが大集結!この勝負は負けじゃ~!

・メビウスの誤訳から偶然生まれたヴァリアント「山札」
私が持っているごきぶりポーカーはメビウスの訳が付いているものではなかったです。それで、メビウスの誤訳がどんなものか、具体的には分からないんですけど、噂で聞いたのをここにまとめます。

まず、ゲームの準備段階で、カードを裏向きにしてよく混ぜ、その後、プレイヤーには配りません。裏向きの山にして置きます。

その後適当にスタートプレイヤーを決めます。スタートプレイヤーは山札の一番上からカードを1枚めくり、その内容を自分だけ確認します。その後誰かに、そのカードの絵柄を言いつつ裏向きにして渡します。
このとき、もちろん嘘をついても構いません。本当のことを言ってもいいです。渡されたプレイヤーには2つの選択肢があります。

・パスする
・嘘か本当か見破る

パスをする場合は、少なくとも1人はカードが渡っていない人がいなければなりません。
つまり、3人プレイなら1度だけパスができる訳です。4人なら2度、5人なら3度、6人なら4度パスができます。パスはそのカードの内容を確認し、カードが渡っていないプレイヤーに差し出します。このときそのカードの絵柄について宣言しなければなりません(嘘も可)。

嘘か本当か見破る場合は、そのカードが嘘か本当かはっきり宣言し、その後、カードを表向けます。宣言者が正しければ、カードを渡したプレイヤーがそれを罰符として受け取ります。逆に宣言者が間違えば、宣言者がカードを罰符として受け取ります。

次ラウンドでは、罰符を受け取ったプレイヤーが山札からカードをめくり…という風にゲームを行います。

・ヴァリアント「順位」sirouさん考案
通常ルールではペケを決めるゲームでしたが、このヴァリアントでは順位をつけます。優勝を目指して頑張りましょう。
ゲーム終了時にペケではないプレイヤーの中でもっとも手元のカードの枚数が多いプレイヤーが優勝です。2番目に多いプレイヤーは2位…、というように順位を決めていきます。

・2人プレイについて:

KIF_0548.jpg
2人プレイ時の通常ルールだと、こんなにたくさんの手札が!

2人用ヴァリアント非公式その1カバレロ考案
・メビウスのヴァリアント「山札」に従ってゲームを行います。

・準備が終わったら各人に1枚ずつカードを配ります。このカードは表向きにして手元に置きます。これはあらかじめ配られた罰符のカードという扱いになります。このスタート時に配られるカードは、両プレイヤーが異なるカードになるようにします。

・通常の敗北条件に加えて「8種類のカード全種を集めてしまう」が新たな敗北条件になります。

・「パス」ができます。パスは「ウソかホントか」の判断の代わりのアクションとして行います。パスは各人が3回までできます。通常ルールのパスとは異なり、パスをされたカードは表向きにされ、罰符のカードとは分けて置きます。パスをされたカードは手元には置かれますが、罰符のカードではないので脇に置くようにします。パスをしたプレイヤーが次のカードを山札からめくり、相手に裏向きで出すようにします。

2人用ヴァリアント非公式その2流さん考案
・メビウスのヴァリアント「山札」に従ってゲームを行います。

・準備が終わったら各人に1枚ずつカードを配ります。このカードは表向きにして手元に置きます。これはあらかじめ配られた罰符のカードという扱いになります。このスタート時に配られるカードは、両プレイヤーが異なるカードになるようにします。

・通常の敗北条件に加えて「8種類のカード全種を集めてしまう」が新たな敗北条件になります。

・「パス」ができます。パスは「ウソかホントか」の判断の代わりのアクションとして行います。パスは各人が3回までできます。通常ルールのパスとは異なり、パスをされたカードは表向きにされ、罰符のカードとは分けて置きます。パスをされたカードは手元には置かれますが、罰符のカードではないので脇に置くようにします。パスをしたプレイヤーが次のカードを山札からめくり、相手に裏向きで出すようにします。

・生き物カードがどちらかのプレイヤーに渡った場合、山札から1枚をめくりダミーの札とします。ダミーはカードを表向きで集めますが、ダミーはどのカードが今後出やすいかの指標になるだけで、ダミーは敗北・脱落はしません。

海長とオビ湾によるゲームの面白さ評価:
海長とオビ湾によるゲームに対するコメント:
基本がブラフを楽しむゲームなので、2人でも楽しい。

・3人以上でやってみた:

ふくちによるゲームの面白さ評価:10
ふくちによるゲームに対するコメント:
(コメントはありません)

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
緊張感がたまらない。

ぼびによるゲームの面白さ評価:
ぼびによるゲームに対するコメント:
イラストが鳥獣戯画か花札か?不気味可愛らしい絵がナイス!
全種類の絵柄を集めたくなるという本来のゲームの趣旨とは別の目的が!?

海長とオビ湾によるゲームの面白さ評価:
海長とオビ湾によるゲームに対するコメント:
パーティー感覚でやるのがもっとも正解かと。

ハナモゲラによるゲームの面白さ評価:
ハナモゲラによるゲームに対するコメント:
「勝ち」を決めるのでは無く「負け」を決める少し変わったゲーム。
リーチが掛かると、あっというまに負けちゃうため苦手な人がいるかも?
ブラフを楽しむゲームのため相手の話し方に注意しながらやると面白いですよ。

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
概要を聞いて思わず引きそうになったが、絵柄がいいので一安心。
騙し合いといっても険悪な雰囲気になるわけでなく、なかなか良かった。

・コンポーネント
全てカードです。全てのカードに異なる絵が描いてあるのは凝っています。

・カードのサイズ
(59.5×92mm):64枚

・他サイトさまの紹介記事
すごろくや(ヴァリアントの記載あり)
メビウスゲームズ
プレイスペース広島
Board Game Geek
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Nagoya EJF
Table Games in the World
GIOCO DEL MONDO
週刊じゃむたん通信
洋々雑記
浅く潜れ!
ふうかのボードゲーム日記
[ 2010/08/15 23:42 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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