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盗賊騎士

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCN1378t.jpg

邦題:盗賊騎士
原題:Robber Knights
作者:Ruediger Dorn
メーカー:QUEEN GAMES
プレイ可能人数:2~4
年齢:8歳以上
所要時間:30分
形態:O
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■■

受賞歴:-


・原題の意味
「盗賊騎士」です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
このゲームは平地やら街やらが書かれた正方形のタイルを、既に置かれているタイルに隣り合わせて置いていって、タイル上に自分の駒を置いてタイルを支配するようにするゲームです…。

と書くと、かな~りカルカソンヌっぽいですが、全然違うゲームです。

全然違う点がいくつもあります。

・地形が全然違っても隣に置けるので地形による配置の縛りはない
・手札(タイル)を2枚持っているので、そういう意味でも選択の余地がある
・手番を1回で終わらせてもよいし、2回連続でやっても良いし、最大3回まで連続手番ができる
・駒は「城」から発進し、足跡のように駒を残しつつ、一直線に進む
・他の駒の上に乗れる(最大4つまで重ね置きができる)。そのため、駒は、ディスク上の形状をしている

思いついた点を今ズラズラと書いてみたのですがこれは全然違うゲームですね(当然!)。

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2人プレイ時は4つのタイルからスタートします。

DSCN1381t.jpg
タイルには裏面にA、B、C、D、Eの文字が書かれています。この文字別に分けて、よく混ぜます。こうすることで、バランスよくタイルが出てくるようになるハズです。

DSCN1384s-.jpg
このゲームには、プレイエリアというのがあって、2人プレイ時は、縦横7タイル分という風になっています。この写真では、横幅が、7タイル分になっていますので、幅が確定ということになります。ちなみに、この写真では、圧倒的に赤が青に勝っています(見りゃ分かるって)。

DSCN1385s-.jpg
ゲーム終了時の様子。この時は、結局赤が勝ちました。

DSCF5881t.jpg

・コンポーネント
タイルと木製騎士駒です。騎士駒は重ね置きが前提となっているので、ディスク状です。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・BGM
カルメン組曲、前奏曲。


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[ 2010/12/31 20:02 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

ストロッツィ

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:ストロッツィ
原題:Strozzi
別名:ストロッチ
作者: Reiner Knizia
メーカー: RIO GRANDE GAMES
プレイ可能人数:3~6
年齢:12歳以上
所要時間: 75分
形態:B
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■■■

受賞歴:-


・原題の意味
メディチ家の強敵・名門ストロッツィ家の名前が付けられています。このゲームの和訳(プレイスペース広島訳)によると

「このゲームは、メディチ・ストロッツィ・バルディシリーズの3作目です」

な~んて書かれています。メディチは分かりますよ、有名競りゲームですよね。続編が2人対戦用のメディチ家とストロッツィ家、で今作がストロッツィ。で、バルディって何??もしかして4作目で「バルディ」が出るということを暗に示しているのでしょうか?

・ゲーム内容の簡単な紹介
簡単に言うと競りゲームです。

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ボードを広げたところ。

競り落とせる回数が1ラウンドにつき、最大3回。競るためのアイテムが「旗」です。旗には3種類あり、「海賊」と「プラス1」と「商品」です。

入札における価値は、
海賊:2金
プラス1:1金
商品:1金
という風になっています。
このような、極端な選択肢の少なさはポテトでチョを思い出します。

競りは一順の競りでラーみたいです。

競り落とすのは船カードで、船カードにはいろいろ情報が描いてあります。速度、積み荷、奉仕タイルがもらえるかどうか、巻物、という情報が描かれています。

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船は帆に書いてある数字の高い方が高得点につながる。

速度は必ず書いてあるのですが、それ以外は描かれているかどうかは船カードをめくってみてのお楽しみです。
お楽しみなんですが、カツカツしています。各人が最大3枚まで船カードが得られるのですが、全員が入札に参加しないで流局になってしまう船カードというのもあります。そういうゆとりは3枚までです。ギリギリ感が楽しめます。

船を落札できたら、港に着けます。港は3つあって、ベネチア、ローマ、ナポリの3都市です。

ベネチアは金、ローマは壺、ナポリは織物を集めているので、船の積み荷に応じて最適の港に着けるようにしたいです。ただし、既に自分の船を港に着けている場合は、その港に対して2隻目以降の自分の船を着けさせるというのは認められていませんので気を付けましょう。

「これが最善だ~ッ」

と信じて船を送り込んだと思ったら、即、次の船カードの方がいいでやんの、トホホ…というのはこのゲームではよくあることなのです。

ラウンドは3ラウンドあり、ラウンドの終了時に得点(コイン)が貰えます。船の速度と、マーカーの進捗度に応じて点が入ります。最終ラウンド後は奉仕タイルも得点化し最多得点のプレイヤーが勝利します。

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ゲーム終了時の様子。

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港に着いた船カードをボード上に置くようにすると省スペースになります。っていうか、そのためのボードだろっ!

・2人プレイについて:
2人用ルール(カバレロ考案)
【概要】
2人のプレイヤーはそれぞれ、メインの色とサブの色の2色を担当します。1人2役による仮想4人プレイというわけですね。2役なんですけど、得点源になるのはメインの色だけです。サブの色の存在理由は、「対戦相手の稼ぎを減らす」の一語に尽きます。サブの色には点は入りませんが、サブの色で相手プレイヤーをブロックするようにしましょう。

【準備】
プレイヤーAはメインの色として赤を使います。そしてサブの色として黄色を使います。プレイヤーBはメインの色として青を使い、サブの色として緑を使います。プレイヤー同士は向かい合って座り、サブの色はメインの色の左隣に位置するようにします(下の図を参照)。4人プレイの時と同じような準備をします。

20101231.jpg


【通常ルールと違う点】
1人2役というのが違います。手番は時計回りの順番で回ってきます。
サブの順番になったら担当のプレイヤーがサブを操作します。サブももちろん船カードをプレイヤーの操作次第で入手ができます。サブによるカードの入手は、できるだけ「相手プレイヤーのメイン」を蹴落とすように操作しましょう。

このゲームで考えるポイントは「旗を出すかどうか」・「仮に旗を出すとしてどの旗を出すか」の2点に尽きます。この考えを、メインはもちろんサブを操作するにあたってもプレイヤーは考えてください。サブも船カードは入手するし、入手したらいずれかの港に船を着けますし、マーカーを進めますし、奉仕タイルもゲットします。奉仕タイルのゲットも、サブがどのタイルをゲットするか担当のプレイヤーが考えてください。
得点計算はサブも順位が何番か確定させます。例えば、ローマに着いた船の速度が1位:Aのメイン、2位Aのサブ、3位Bのメイン、4位Bのサブというようになったらそれらの順位に応じて点が入ります。ただし、サブには点が入りません。先ほどあげた例ですと、1位Aのメイン=15点、2位Aのサブ=10点(なのですが入金の処理は省きます)、3位のBのメイン=5点、というようになります。

・コンポーネント
コンポーネントは特に驚くような点はないんですが、少し残念なのが、コインですね。5と10と50の3種類があるのですが、これが金貨・銀貨・銅貨みたいな色付けだともっと雰囲気が出るんですがそうじゃないんですよね。そこが惜しい点です。

・カードのサイズ
(56×87mm):29枚

・BGM
春の第3楽章


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[ 2010/12/31 20:01 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

万物流転 ゲームの評価も変化する

どのボードゲームを面白いと感じるか、つまらないと感じるか。そんなものは人それぞれで、絶対正しい基準なんてものは無い。

私がゲームを面白いと感じるときは、それのルールを読んで、理解して、遊んでみて、それからようやく私自身の心の中で面白いと感じる。

「面白い」、に至る通路に【私自身が感じる】というフィルターが噛ませられている。このフィルターを通しているため、面白さの評価はとてもバイアスがかかっている。しかし、たとえ私のフィルターでないとしても、誰かしらのフィルターを通さない面白さの評価なんてものはそもそも存在しない。



私がある時面白いと言っていたとしても後になって意見が変わることもある。前の私も私だし、今の私も私だ。それぞれが異なる、変化するということはありえる。そういう変化を、すぐそばに並べてみるととても内容が乖離していて矛盾しているようにも見えるかもしれない。

それは、私自身が時間とともに感じ方が変化したから、ということで説明ができる。



時間の流れの中でゲームの評価は変化していく。評価はまた、一緒に遊ぶ人によっても変わってくる。体調にも左右される。風邪をひいてる時にゲームは楽しめるか。就寝直前のゲームは楽しめるか。トイレを我慢しているときのゲームは楽しめるか。腹が減ってるときのゲームは楽しめるか。



ゲームの評価は、一人一人の感じ方によっても変わってくるし、時間の流れの中でも変わってくるし、その時間もごく短い時間でも変わるということがありえる。遊ぶ人との相性、体調、環境、状況などなども評価を左右する要素だ。

本当に面白いゲームも、おおむね楽しめることが可能だがそれも状況次第だ。



20101229.jpg
人間の手で形作られる粘土細工。粘土をいじり続ければ、上手な形が作れるだろう。しかし、一直線に腕が向上はしない。それどころか、粘土細工の作り手が病んでしまったり、老い衰えてしまうことだってありえる。

粘土細工もゲームに対する評価も人間の手を介して形作られる。粘土も、評価も、一定の形を保ち続けられるものだろうか。
[ 2010/12/29 20:06 ] その他ゲーム情報 ゲームコラム | TB(-) | CM(-)

エル・グランデG&K

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:エル・グランデG&K
原題:El Grande Grossinquisitor & Kolonien
別名:エル・グランデ拡張セット 異端審問官と植民地
作者: Wolfgang Kramer & Richard Ulrich
メーカー: HANS IM GLUECK
プレイ可能人数:2~5
年齢:12歳以上
所要時間:90分
形態:B
重さ:重い
要素:
戦略戦術■■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■

受賞歴: -


・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「Grossinquisitor & Kolonien」の意味ですが、「Kolonien」は「植民地」という意味だということは、わかりましたが、私の持っている独和辞典では、「Grossinquisitor」の意味が分かりませんでした。多分、これは、邦題は現題を忠実に訳していると思います。
箱の表面に、書かれている「Nur zusammen mit El Grande spielbar」ですが、これは、「但し、エル・グランデと一緒にプレイ可能です」という意味だと思います。

・ゲーム内容の簡単な紹介
私が最も好きなゲームの一つ、エル・グランデ、の拡張セットの第2弾です(第1弾は「エル・グランデK&I」)。エル・グランデ本体がなくては遊べません。

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2人プレイの初期状態。

追加された要素に、異端審問官とその手下の宗教騎士団、がいます。

KIF_0246.jpg
左はたばこです。真ん中は異端審問官。右は国王。異端審問官はずんぐりしている印象です。

(説明書によりますと、異端審問官を味方につけたプレイヤーは、異端審問官駒を、手元に置く、と書いてあります。だけど、私はこのゲームをプレイするとき、異端審問官駒の配置位置を、異端審問官を味方につけたプレイヤーの大公駒と、同じ地域に配置するようにしています。そちらの方が、雰囲気が出ていいと思います)

また、プレイ対象となる地域に追加があります。それは、フランス、地中海沿岸、船団、アメリカ大陸です。

KIF_0241.jpg
これが追加になった新領土です。左がアメリカ大陸。右上がフランス。右中が地中海。右下が船です。

エル・グランデと比較して、勝利のためのプレイヤーの選択肢が、飛躍的に広がりました。その結果、より高い戦略性が求められるゲームとなってます。「エル・グランデK&I」も合わせてプレイすることも可能です。

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第9ラウンド終了後の決算後の様子。なんと、青の領土で、謀反が発生!青大公はバスクに逃れていきましたが、そこは赤大公の本拠地!今回は赤の圧勝でした。

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2008年7月13日、4人プレイの様子。

IMG_20160131_154719s-.jpg
2016年1月31日、2人プレイの様子。

・3人以上でやってみた:

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:10
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
拡張セットは、やりたいアクションがたくさんあって面白い。オリジナルだと、1や2のカードはあまり使わないけど、拡張は使い方次第では大量得点になる。作戦の選択肢があって魅力的でした。面白かった。

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
拡張部分は、全て得点に大きく関わっているので、戦略の幅はとても広いです。面白く、元々プレイしやすいゲームなので、多少複雑になっても苦になりません。

ぼびによるゲームの面白さ評価:
ぼびによるゲームに対するコメント:
新大陸が、思っていた以上に儲かるとは!

ふくちによるゲームの面白さ評価:
ふくちによるゲームに対するコメント:
面白かったです。ルールがちょっと多くて覚えるのが大変だけど、慣れれば得点へのアプローチが多い分自由度が高く良いゲームと感じられるんじゃないでしょうか。

クロノスによるゲームの面白さ評価:
クロノスによるゲームに対するコメント:
異端審問官のルールは良いルールだと思いましたが植民地は少しやりすぎ感も、領土の選択肢が増えることで考えることが多くなりそこでテンポを失う傾向が自分的にはマイナスポイントですかね
(ちなみにエルグランデは9)
お宝によるポイントもゲームのテーマと少し離れているような気がします。

流によるゲームの面白さ評価:
流によるゲームに対するコメント:
領土争いよりも金と肉(違)に目が眩んだり。それでも、土地は重要だったり。 得点手段が広がった分、スペイン国内の勢力争いという本来のエルグランデらしさに集中できなくなったような…基本に飽きた人のアクセント?良くも悪くも拡張セットかなと。まずは基本セットを遣り込みたいですね。

sirouによるゲームの面白さ評価:
sirouによるゲームに対するコメント:
エルグランデが、よりグランデに!陣地取りゲームの決定版!かもしれない。

・コンポーネント
国王駒よりだいぶ小さい異端審問官駒は、なんかこズルイ雰囲気をかもし出していていい具合です。また、宗教騎士団たちは黒ずくめで、いかがわしい雰囲気満点です。

隣国フランスタイルも、国境線がピッタリくるのがちょっと嬉しいですね。

アクションカードがありますが、これは日本語化したほうが断然プレイがしやすいです。

KIF_0247.jpg
カードに日本語シールを貼ってプレイはラクラク♪

・カードのサイズ
(67×67mm):12枚

・BGM
ヴィターリのシャコンヌ


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[ 2010/12/29 20:05 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

アイム・ザ・ボス

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:アイム・ザ・ボス
原題:I'M THE BOSS!
別名:ゼニ!ゼニ!ゼニ!
作者: Sid Sackson
メーカー: Face2Face Games
プレイ可能人数:3~6
年齢:12歳以上
所要時間: 60分
形態:B
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■
駆け引き■■■■
幸運不運■■■■

受賞歴: 1994年ドイツゲーム大賞ノミネート


・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「I’M THE BOSS」の意味ですが、「俺がボスだ」です。ボスになって交渉を仕切りましょう!
箱の表面に、書かれている「An Exciting Game of Deal Makig, Negotiation and Cutthroat Bargaining!」ですが、これは、「取り引きを始める興奮のゲーム、交渉と強烈な取り引き」という意味です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
交渉を成立させることにより収益を上げていくゲームです。より多くの交渉をまとめること、または多くの交渉に関わることでお金を儲けます。

手番では、駒が置いてあるマスで取り引きをするか、サイコロで駒を進めます。

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ボードを広げました。駒がグルグル回って、止まった場所で商談開始!

サイコロで駒を進めた場合、また選択があります。そこで取り引きをするか、カードを山から3枚引いて手札に加えるかです。

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カードの仲間を集めてお金儲けだ!

取り引きはシンプルで、必要な投資家を集めることが出来れば、そこで取り引き成立。収入となります。これに対して、トラベルカードで妨害も出来ます。ゲーム終了時に最もお金を多くためたプレイヤーの勝利です。

・3人以上でやってみた:

シヴによるゲームの面白さ評価:
シヴによるゲームに対するコメント:
交渉メインのため、成立させるのが厳しい。相手のキャラを奪うカードが凶悪すぎる気がした。

sirouによるゲームの面白さ評価:
sirouによるゲームに対するコメント:
リクルートされると切ないなぁ・・・もっと交渉に重きを置いてほしいゲームです。

・コンポーネント
ボードにカード、木製駒にプラスチック製サイコロです。

・カードのサイズ
(59×92mm):104枚(投資家カード+影響カード)
(59×92mm):110枚(お金を表すカード。さすがにこれはいくらでも代用品が用意できそうなので、スリーブに入れる必要性は薄いと思います)

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[ 2010/12/29 20:04 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

赤箱ニムト

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:赤箱ニムト!
原題:Take5!
作者:Wolfgang Kramer
メーカー:AMIGO
プレイ可能人数:2~6
年齢:10歳以上
所要時間:30分
形態:C
重さ:軽い
要素:
戦略戦術■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■■

受賞歴:1999年ドイツ年間カードゲーム賞9位


・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「Take5!」の意味ですが、「5取り!」です。原題がHornochsen!(意味は大バカ者)というバージョンもあります。

・ゲーム内容の簡単な紹介
このゲームは名作ニムトの姉妹ゲームともいえるゲームです。
プレイヤーは手番(!)になったら手札からカードを1~3枚出し、それを規則にのっとり並べていき、5列目にカードを置いたプレイヤーは、その列にあるカードを全て取るというゲームです。

このゲームでは、5の倍数のカードと、11の倍数のカードが失点がです。特に、5の倍数であり、かつ、11の倍数でもある「55」は最凶・最悪のカード、すなわち、マイナス7点です。このカードは、私たちの身内では、「松井(もしくは「ゴジラ」)」の愛称で親しまれています。

DSCN0004.jpg
牛カード。牛カードの裏面は緑色です(上段右)。1と72(上段左と上段中)はプラスのカードなので取りたいです。下段はマイナスのカード。特に松井(55)は強烈。

ニムトとの目立った違いは、
・列の配置方法の変更(円形に配置)
・変更された配置方法を生かしたカードの配置規則(小さすぎる数字は一番大きい数字の後ろにつく)
・6番目ではなく、5番目にカードを置いた人が、列を取る
・列を全て取るため、列が減っていく(ニムトは1枚残した)
・得点がプラスのカードがある
・特殊カードがある(2倍カードとプラス5カード)
といったところです。

DSCN0003.jpg
特殊カードです。裏面(上段)は赤いです。下段左が+5点。これは絶対取りたいです。下段右が、得点倍増カード。取っていいんだか悪いんだか…。

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4人プレイ時の様子。

・3人以上でやってみた:

ぼびによるゲームの面白さ評価:
ぼびによるゲームに対するコメント:
なまじ6ニムトと同じデザインなので、6ニムトの面白さが際立ってしまう。赤箱ニムト自体は、面白いゲームだと思います。以外とマイナスにならない点が良い。

にゃんとろによるゲームの面白さ評価:
にゃんとろによるゲームに対するコメント:
考える割に、運の要素も結構ある。

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
こちらは静かに熱くなる・・・6ニムトより頭を使うというか使える分、真面目にやると黙ってしまう。

しらひによるゲームの面白さ評価:
しらひによるゲームに対するコメント:
6ニムトが大好きですので、これももちろん好きです。ただ、まず6ニムトを完全に理解してからじゃないと、こちらをスムーズにやれないだろうな…と思いました。

ジャックによるゲームの面白さ評価:
ジャックによるゲームに対するコメント:
6ニムトのバリエーション。1回しかやらなかったので何とも言えないが、6ニムト好きの自分にとって、シンプルでいて戦略性もあって良かった。ゲームが終わってカードの精算が済むまで点数がわからないところは、良い点・悪い点の両面がある。感覚をつかむためにも、是非もう一度やりたいゲーム。

ふくちによるゲームの面白さ評価:
ふくちによるゲームに対するコメント:
ニムトより重たく感じましたね。手札ごとに戦略を考えなければ勝てない感じがしましたねー。負けたときニムトよりカードのせいにしづらいです^^。

クロノスによるゲームの面白さ評価:
クロノスによるゲームに対するコメント:
ニムトと違いこちらの方が戦略性の幅が広いのが気に入りました、その分チョット重くなってますがw。

ず~によるゲームの面白さ評価:
ず~によるゲームに対するコメント:
特にコメントなし。

流によるゲームの面白さ評価:
流によるゲームに対するコメント:
手札には赤よりも緑が多かったり。引取には緑よりも赤が多かったり!?6ニムトよりも、戦略的になった分、やや重くなったかと。反面、場札と手札の運要素も高いため、多少中途半端な感じも。場札や手札の調整等ができれば、運より戦略性が高まるかもしれません。

・コンポーネント
全てカードです。
ニムトと比べて真中に書いてある数字が上下二つになったので、数字が読みやすくなったように思います。失点の多いカードほど、どぎつい色彩になっていくのは(自分が取らなければ)楽しいです。特に「松井」は黒紫の地に、真っ赤な牛の首に目にも鮮やかな黄色の55の数字、といったように、実に禍禍しさがナイス。

・カードのサイズ
(56×87mm):110枚

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[ 2010/12/29 20:03 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

呪いのミイラ

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:呪いのミイラ
原題: Pyramid
別名:ミイラの呪い
作者:Marcel-Andre Casasola Merkle
メーカー:Ravensburger
プレイ可能人数:2~5
年齢:8歳以上
所要時間:30~45分
形態:B
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■■■■
幸運不運■■■

受賞歴:-


・ゲーム内容の簡単な紹介
ピラミッドの内部を探検し、考古学的名声を得ようと考えている探検家たち。彼らの志は高いが、墓所の主であるファラオから見ると彼らもまた墓荒らしの盗人どもと何ら変わりはしなかった。盗人ども、許すまじ!探検家の狡知が勝つか、それともファラオの呪力が勝つか!

な、感じのゲームです。プレイヤーはそれぞれ、探検家またはファラオ(ミイラ)になり、それぞれ異なる目標を持ち勝利を目指します。

探検家はカードによって指定された財宝を得る事がゲームの目標です。一方ファラオは特定回数(プレイ人数により変わります)だけ探検家を捕まえるのが目的です。

このゲームの特徴で面白い点はボードが立っている点です。ボードをゲームの箱から取り出し、箱に突き刺します。こうしてボードが立つのですが、ボードの片面が探検家が見る面で、反対側がファラオの面になっています。

そこに磁石の駒をくっつけます。この磁石で現在地を表します。探検家は自分の位置はもちろんミイラの位置も分かります。ファラオは探検家の位置が原則分かりません。しかし、探検家が財宝を取る時に財宝を表すカードを捨て札にしますので、そのことがファラオにとっては大きなヒントになるでしょう。

最初に探検家が動きます。サイコロを振って動くのですがこのサイコロが特殊サイコロになっています。
「1」、「2」、「3」、「4」、「↑」、「ミイラ」
という構成です。

この特殊サイコロを複数個(場合によっては1個だけ)振ります。出目の中から一つを選びその分自分の駒を動かします。数字はそのまま移動力になります。矢印は突き当りまで突っ走ります。ミイラは探検家にとっては良くない目です。この目が出ると、このサイコロがファラオの虜になってしまうのです。もちろん捕らわれたサイコロを取り戻すことも可能です。その場合はファラオにお願いして返してもらいます。その時、ファラオの特権として返すサイコロの数と等しいマス数分ファラオが移動します。

サイコロを振っていけば、どんどん捕らわれのサイコロも増えていきます。そうなるとファラオの潜在的移動力も増しますし、振れるサイコロの数も減ります。良くないことだらけなのでサイコロは返してもらった方がいいのですが、返してもらうタイミングでファラオの移動もありますので、どのあたりで決断するか、判断力が大切です。探検家が目標の財宝に着くとそれを表す財宝カードを捨て札にできます。持っている財宝カード全てを捨て札にできれば勝利です。

探検家の番が終わったらファラオの番です。ファラオはやはり特殊ダイスを振ります。
「1」、「1」、「1」、「2」、「2」、「3」
という構成になっており、ファラオの動きは緩慢です。緩慢ですが首尾よく探検家を捕まえると
「バチーンッ!」
探検家の駒(磁石)がファラオの駒にくっつきます。これで捕まえる事が分かるのです。

DSCF5352s-.jpg
ボードを箱に突き刺します。片面が冒険者側、片面がミイラ側になります。
こちらは冒険者側。迷路はまるっきり同じなのですが駒が違います。
ミイラ側からはミイラ駒のみ。冒険者側からは全ての情報が分かるようになっているのです。

・2人プレイについて:
アブラハムによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
簡単で楽しいゲーム。時間もかからないですし 何度もやりたくなります。磁石同士がくっつく音も最高です。

・コンポーネント
立つボード、磁石の駒がインパクトが強いですね。

・カードのサイズ
(43.5×67.5mm):23枚

・他サイトさまの紹介記事
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Board Game Geek
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Nagoya EJF
GIOCO DEL MONDO
海長とオビ湾のカジノロワイヤル
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遊星からのフリーキック
[ 2010/12/29 20:02 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

Amebaなう、利用開始

以前、ツイッターを利用していたのだが、どうもツイッターは具合が良くないということで利用をやめてしまった。しかし、ツイッターのような、いわゆるミニブログ的な情報発信には興味があった。

私はミクシィにおいていろいろつぶやいていたが、欠点もある。まず、せっかくのつぶやきが1カ月程度で消えてしまうという点。あと、ミクシィの場合は結局閉じているという点。

つぶやきが消えてしまうということに関しては、どこかにコピペを取っておけば良いのだ。若干面倒かもしれないが、価値のあるつぶやきならば少し手を加えてでも保管すべきだろう。

しかし、「閉じている」という点が致命的だ。マイミクという関係ならば容易にミクシィのつぶやきが見れるが、そうでないと簡単には見れない。この点がよろしくない、と思う。

ツイッターがどうにもよろしくないので、ツイッター的サービスを、ということで下記URLを利用しようと思った次第。
http://now.ameba.jp/caballero-bgl/

こちらもミクシィ同様ある程度すると内容が消えてしまうようだ。しかし、この「なう」と連動したブログに勝手に内容を送ってくれるらしい。ブログとセット、ということだ。私自身、別段ボードゲームネタ100%の人間では無論ないので、ボードゲーム以外のことも書きたいと感じる時もある。それはミクシィの方で書いていたが、これは良い機会なので、ボードゲームランドに書くのが適当でないものはまとめて、この「なう」と連動しているブログに書くことにしようかと思いました。
http://ameblo.jp/caballero-bgl/



つまり、ツイッター的サービス利用開始、
http://now.ameba.jp/caballero-bgl/

ということと、ボードゲームランドには書かない内容のブログも少し書くよ、
http://ameblo.jp/caballero-bgl/
ということです。

BGLともども、よろしくお願いいたします!
[ 2010/12/29 20:00 ] ゲームの話じゃない | TB(-) | CM(-)

トランプ対サイコロをカイジ風に考える

トランプとサイコロはどちらが勝つか?

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5079475.html

基本となるルールは、トランプ側は山札からめくる。めくったカードの数値が強さ。キングは13、クイーンは12、ジャックは11、エースは1とする。

サイコロ側は2個振る。2個の出目合計値で勝負する。

で、俺の思ったことは、

クソつまらないゲームをやってる段階で、AもBも敗北確定。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5079475.html
サイコロ1個の期待値は3.5。
トランプのカードは均等の確率で出る。カードの平均値は7。

http://now.ameba.jp/caballero-bgl/201000579/


つまり、確率的には引き分けになりそうだ。ところがだ。

トランプ対サイコロ。トランプをシャッフルするタイミングが不明。勝敗を真剣に考えると、このシャッフルのタイミングで勝敗が分かれる。シャッフルのタイミングを決める人が勝敗を決定づける。例えば、絵札が出るようだったら即シャッフル。低い数値が出るようなら当然シャッフルは見送る。

http://now.ameba.jp/caballero-bgl/201008092/


このトランプサイコロゲームにはシャッフルに関するルールの記述が皆無だ。こここそが肝だろう。

まず、このトランプサイコロゲームだが、基本的に面白くない運ゲームの典型のように思える。しかし、このシャッフルというアクションにより、勝率を左右できる。

そこで、こういうツマラナイゲームを面白くするための仕掛けとして、カイジっぽく金を賭けるとする。

(ボードゲームランドではギャンブルは推奨しません。金を賭けるという設定はフィクションです)

で、肝心のトランプの山札を、捨て札と一緒にしてシャッフルする権利、あるいはシャッフルさせない権利をお金で売買する。

そして当然ながら、トランプとサイコロ勝負に勝利すれば賭け金が得られる。

つまり、この、ギャンブルとしてのトランプサイコロゲームの金銭を得るための方法は二つ。

一つは数字比べ勝負に勝つこと。
もう一つはシャッフル権の売買。


「ククク・・・・・どうだ・・・・・・・・?
漂ってきただろう・・・・・・・・・・・・・・・・そろそろ・・・・・・・・・・
ぼろ儲け・・・・大金の匂いが・・・・!」
(利根川幸雄……賭博黙示録カイジより)
[ 2010/12/26 20:00 ] その他ゲーム情報 ゲームコラム | TB(-) | CM(-)

リンクをしてもらいました

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これで相互リンクなのです
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