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ガン牌

ガン牌とは、麻雀における不正の一種で、牌の裏面の目印を利用する不正である。

ガン(目印)をワザと付けるのは明らかな不正だ。昔の麻雀牌は、裏側が竹が素材として使われていた。その竹の模様をガンとする。もしも竹の模様や色合いが明らかに異なるようならガンとして不正に利用できるだろう。

私は某ゲームを購入し、もちろん即座に内容物を確認するが、カードなどの内容物に、製作過程でできてしまった傷があるかどうか、などというチェックはしない。

そのゲームをいざ遊ぶ段階で、その用具を手に持つと明らかな汚れや傷がある!立派なガンだ。ゲーム自体は楽しかったが、相手プレイヤーにガンが発見されないか、プレイの最中ドキドキした。

もうちょっと違う意味でドキドキしたいのだが。

ゲームが終わった後、改めて、どの程度ガンが混入しているかチェックしてみた。ガンの比率がとても高い。珍しい現象だ。1枚、2枚、1割、2割どころではない。軽くショックを受けたが、これを購入したお店に連絡をとるとどうやらちゃんとしたのと交換してくれるようだ。

少しホッとする。
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[ 2011/01/20 20:01 ] その他ゲーム情報 ゲーム入手関連 | TB(-) | CM(-)

ボードゲームのコピー

このブログでもたびたび書いていますが、創作ゲームをいくつか作っています。こういうことを通じて、ボードを作る方法、カードを作る方法が分かってきました。

ボードを作るには○○○○○○○を使えば簡単に作れますね。カードならば○○○○○○○を活用。これでカードが作れます。一工夫をすることで、ボードにしてもカードにしても手作りをすることができます。

例えばナイアガラだって作れるでしょうね。ナイアガラのルールを見れば、ボードには

チラシの裏に2本の線を平行に引きY字路を作る。宝石置き場にまるを描く。

これで十分なんじゃないですか。ルールのシステムという部分にだけ、着目するならこれで十分です。

でも、これはナイアガラと言えるでしょうか?劣化コピーですらないと思います。ナイアガラは面白いゲームですし、その面白さの根っこはルールだと思います。チラシ裏は論外ですが、完璧な複製はやはり作るのは難しいです。どうしても劣化してしまう。そういう劣化コピーを遊ぶことではボードゲームの楽しさを100%享受できません。

本当のゲームの良さを100%味わいたい人は、当たり前ですが、製品版を遊んでほしいと思います。
[ 2011/01/15 20:01 ] その他ゲーム情報 ゲームコラム | TB(-) | CM(-)

ゲームの購入今昔

ボードゲームを買い始めたころ、当然ながら全然ゲームを持っていませんでした。今と比べると商品の種類もずっと少なかったような気がします。私の場合、2人あるいは3人程度の少人数で遊ぶケースが多いですが、遊べる遊べないという仕切りで言うと、2人と3人には大きな壁があります。

2人の場合は相手を叩くことが即利益です。では3人では?3人では相手を叩けば少なからず「この野郎」みたいな感情を持たれるし、かつ、漁夫の利を得る人がいます。下手をすると2人から集中砲火を浴びて再起不能になる。それが3人の特徴ですね。

ゲームのシステム上、どうしても2人じゃ機能しないゲーム、あるいは2人でやってやれなくはないが、2人だととんでもなく楽しめない。そういうゲームも別におかしなゲームではありません。

しかし、そういうゲームのルール、システムに対する無理解から、相当無茶なことをたくさんやってきました。そもそも2人では無理、と公式に言われてるにもかかわらずそれを平気で無視する。そういうことを多くやってきました。

今はどうかというと、それなりの数のゲームがあるので人数対応で考えます。人数を考慮して、そのゲームが対応しにくいのならそれはことさら選ばない。別のゲームを素直に選ぶ。だから、以前のような無茶は、あるいは冒険はほとんどしなくなりました。

ゲームを買うとき、しっかり人数を確認します。人数だけではないです。評判をしっかり調べて、さらには自分の好みも加味します。そうなると、選択肢が減りますが、減ってもなお、まだ選択肢が多い。それだけ品数が充実してきているから、こういうようにあらゆる条件を平然多数くっつけるようになったのです。

つい最近、ギフトトラップというゲームを買いました。私の購買行動の基本は人数を見る、ですが、ギフトトラップはあきらかに多人数向けのようです。でも、私の嗜好としてバカバカしいゲームを好む面からこのゲームはきっとバカゲーに違いないと思い買ってしまいました。これは本当に例外的です。普通はもっと少人数向けのものを選んで買うのです。

ゲームの小売店も増えましたね。以前は、メビウス、バネスト、プレイスペース広島、インターネットオンラインゲームマーケット、イエローサブマリン。これくらいでしたね。今はどれくらいボードゲームのお店が増えましたか。覚えきれないですよね。ウルトラマンとか仮面ライダーとか、そういうものを最初の頃は完璧に覚えていたのですが、ウルトラマンや仮面ライダーは増えることがあっても減ることはありませんし、そもそも視聴もしないこともあり本当にどうでも良くなってきます。

一つの小売店が増えるごとに、小さい市場で食い合って共倒れしないか、みたいな気持ちもありましたが店をたたむみたいな話もあまりありませんね。たまにありますが。

モダンアートやラー、バルバロッサ、ニムト、エル・グランデ。そういったあたりは必須、みたいな感じでした。むしろ必須しかない、というと少し大袈裟ですが今では新作が次から次へ。あまり焦りを感じる必要がないですね。以前は話題になってあっという間に品切れ。それでもう入手不能、というようなことがあったのかもしれません。でも余裕がありますよね。極端な話、今年のドイツゲーム大賞をスルーしても来年がある!くらいの開き直りができます。

こういうことは、やはりゲームの小売店の方を中心とした頑張りがとても大きいのだろうな~と思います。
[ 2011/01/14 20:02 ] その他ゲーム情報 ゲームコラム | TB(-) | CM(-)

ギフトトラップ

未プレイ。

ギフトトラップを買った。結構評判が良いように感じている。この手のゲームはワイワイ盛り上がるタイプのパーティーゲームで、多分、アップル・トゥ・アップルや私の世界の見方とも連なる系譜のゲームでは……と思ってます。

(注:まだ説明書読んでません)

シュリンクを切り、箱を開ける。ボードがある。とりだそう。えいえい。うまくいかない。そこでやむを得ず、箱をひっくり返し箱の裏側をポンポンと軽く叩いて中身を取り出した。

早速内容物をチェックだ!

カードがかなりある。数える。……320枚ある。あってるかな~~いや~~大体駒の数が合わないってことはたまにあるんだけど、カード枚数が違うって事態は絶無だよね。

……。説明書に内容物の記載がない。……。そうだ、箱裏だ!見る。書いてある。

「620種」

おい、マジかよ!全然違うよ!倍くらい違うよ!いやいや、よく見ろ、

「620種」

だぜ。620【枚】じゃない。数えたカードは320枚。両面印刷。だから1枚につき2種とカウントすると

640種

……。違うよ、また違うよ。グググ……。まあ、これはアークライトに問い合わせるとして、もうしまおう。

……。このボード……たためない!谷折り山折り間違えたか?試行錯誤をする。たためない。この世に数多あるボードをたたみ続けてきた百戦錬磨のこの俺ですらたためないギフトトラップのボード……。

このボードを折るということからして、もしやパズルゲーム!?
やるな~、ギフトトラップ。まさにトラップ。

その後、しばらく10分以上に渡りこのギフトトラップトラップに挑み続けたが結局折りたためなかった。

一体どうやって箱に入っていたんだ???

もうボードたためてないけどブチ込もう!

……ブチ込めた……。

ボードをたたみ切れていないけど収納できるボードゲーム!これは新しい。

そもそもそのように設計されていたんだろう。ボードをカタカナの「コ」のような状態にする。これこそが、ギフトトラップにおける「折りたたまれている状態」だったのだ。

な~んだ。種が分かればなんてことない。

後日、アークライトから問い合わせの回答メールが来た。やはり、箱裏の620種が誤りで、実際は320枚(640種)。さらにブランクカード。という構成であってるらしい。
[ 2011/01/14 20:01 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

和訳掲載の見直しのお知らせ

いつもお世話になっております。ボードゲームランド管理人です。

ボードゲームランドはただいま移転作業中です。旧ボードゲームランドにおいて、いくつかボードゲームの和訳を、デザイナーあるいはゲームメーカーの許諾の元に公開していました。

こういったものも、移転に伴い新ボードゲームランドにて公開する予定でしたが、それを見合わせることといたしました。併せて旧ボードゲームランドで公開されていた和訳も公開を中止することといたしました。

そもそも和訳の公開は、ドイツやアメリカなど外国から購入されるなどしたため日本語ルールを手に入れられない人の利便性向上をはかる目的で公開していたものです。

技術の進歩は、私を含む多くの人々に恩恵をもたらしました。この技術の進歩は、従来より容易に様々な工作を行うことを可能にしました。

残念なことに、こういう技術を用いて、公開されているルールや画像データなどを、公開する側の意図とはかけ離れた利用方法をする人間が存在するようです。

このような現状を鑑みて、和訳の公開中止、という決断に至りました。

和訳の公開を、一旦は中止いたしますが、不正防止のための新たな技術が導入されるのならば、和訳公開が再開されるでしょう。

ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
[ 2011/01/13 20:01 ] その他ゲーム情報 ゲームコラム | TB(-) | CM(-)

新春、ルール問答 vsメビウス、ヌメリ編

ヌメリ、というゲームは簡単で少しひねりが利いてるシビレルすごろくだ、とのウワサ。物欲の煩悩燃え盛る私は即購入、即ルール読破。むむむ・・・・。で、速攻メールを書くのです。

先ほど、プレイスペース広島からヌメリというゲームを購入しました。
和訳を付けてくださってありがとうございます。

このゲームのルールについて、分からない部分がありますので
教えてほしいです。

駒の移動ですが、前方が駒で埋まっている場合、
飛び越える移動ができるんですよね。
和訳を見ると、最大15マスと書かれています。

この、最大マス数の制限は少し違うと思います。
私はドイツ語は全然ダメですが、英語の原文ルールを見ました。
(7ページ)

英語ルールでは、
1マスを飛び越えたり、15マス飛び越えたりができるよ
という趣旨のことが書かれているように思います。
つまり例示であって最大マス数制限のことではありません。

この「15マス」は制限なのかどうか、教えてください。



とりあえず、返信をいただきました。15マスという制限は多分無い、という趣旨の返信をもらいました。

英語ルール的には制限なんて無いと思うんですけど、ドイツ語ルール的にはどうなんでしょうね。こんなことなら学生のとき、もう少しドイツ語の授業をまじめにやれば良かった……そう思います。

駒は20個入っています。飛ぶ駒が、ズラッと並んだ駒の列を飛び越えるとして最大19個飛べます。これはもちろん4人プレイの時だけ現出する現象です。3人プレイならばマックス15駒ですから、「15個制限」は無意味なルールです。

しかし……私はヌメリ未プレイですが、そもそも15個も並ぶ、という事態そのものがありえない、と思います。勝負で、勝利を目指してプレイをするなら、

「さぁ、一気に15個、飛んじゃないよ!」

な~んてバカすぎます。そういう風にさせないようにプレイにおいて切磋琢磨してるんじゃないですか。

メビウスの和訳は精度が高いから、こういう稀なおかしい部分がブログのネタになります。
[ 2011/01/11 20:02 ] その他ゲーム情報 ルール関連 | TB(-) | CM(-)

ごいた

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCF4854s-.jpg

邦題:ごいた
原題:ごいた
作者:
メーカー:グランペール
プレイ可能人数:
年齢:10歳以上
所要時間:30分以上
形態:C
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■■

受賞歴:


・ゲーム内容の簡単な紹介
ごいたは石川県に伝わる伝統ゲームです。通常のごいたは4人限定ゲームで、向かい合わせに座っている2人でチームを組むチーム戦のゲームです。

最初に各プレイヤーに8枚のカードが配られます。ラウンドの終了時に自分の手札全てを出し切ることがゲームの目的です。

カードの構成は将棋の駒に似ています。

プレイは親からで、まず、手札から1枚を裏向きにして出します。

次に、親がその裏向きのカードのすぐ下側にカードを表向きして出します。この表向きの1枚が、言わば「攻撃」のためのカードです。

ここで手番が反時計回りに移ります。次のプレイヤーは、もし出せるのなら攻撃を受け止めるためのカード(=攻撃に使われたのと同じカード)を表向きにして出します。次に出すカードは右隣りを攻撃するためのカードです。

もしも攻撃を受け止めるためのカードが手札に無ければ手番は飛ばされます。

この様にして、手札の最後の8枚目を出したら、そのカードの種類によって得点を得ます。チームで150点を獲得するとそのチームの勝利でゲームが終わります。

DSCF4856s-.jpg
カードは左から右へ出していく。この状況だと、まず、裏面を出し、そのすぐ下に香を出したという感じ。一番最後に出したカードの種類により得点が入る。

・2人プレイについて:
■2人用ルール(非公式)
もちろんチーム戦ではなく個人戦です。ラウンドの初めに12枚を除去し、残りを各プレイヤーに配りきります。どちらかのプレイヤーが150点以上到達でそのプレイヤーの勝利でゲームは終わりになります。手役は下記の3人プレイルールとまったく同一です。上がった人が次のラウンドの親をやります。

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
手札を10枚ずつ配って残りは使わないようにすれば、やってやれないことはないのだが初期手札の運のみのゲームになり、面白くない。破綻しているとまでは言わないが、手を読む手がかりがほとんどない。

・3人以上でやってみた:
ごいたは4人限定ゲームとして知られています。私はグランペール版のカード製のものを持っていますが、それにも4人用と書いてありますが、3人でも遊べるよ!という情報をミクシィから得ることができました。3人ごいたは草場純さんの発案だと思いますが、草場さんのご承諾を得てボードゲームランドに3人用ルールを載せる許可をいただきましたので、この場で発表します。

■3人ごいた(三人ごいた)
・通常どおりに親から順に、1人10枚ずつ取ります。残った2枚は伏せたまま見せません。
・手役がないのを確認したら、親からプレイします。プレイは通常どおりですから、親は1枚伏せて、その手前に1枚表にして右隣を攻めます。普通と違うのは相棒(パートナー)がいないということで、個人戦です。あがった人が規定の点を得て、次の親になります。
・合計点で、150点を取った者の最終的な勝利です。
・相棒がいないという点を除けば、普通の4人ルールとほとんど同じです。違うのは手役だけです。手役は以下のとおりです。
 10枚し…ゲームに勝つ
 9枚し…100点取って、次の親になる。
 8枚し…残りの二枚の上がり点の合計を獲得して、次の親になる。
 7枚し…残りの三枚の最も高い上がり点を獲得して、次の親になる。
 6枚し…配り直しを要求できる(しなくてもいい)。親は変わらない。

Area51によるゲームの面白さ評価:10
Area51によるゲームに対するコメント:
3人プレイも確かに出来る。草場さんのルールを採用し、残った2枚は非公開でも公開でも良い。ただし、ごいたの本質的な面白さからは大きくはずれてしまい、違うゲームになってしまう。一番の楽しみがなくなるので、やってやれないことはない…という程度。評価するなら6点くらい。 4人プレイヤーが居ればこれほど面白いカードゲームを他に知らない。未プレイの方には是非是非、プレイしていただきたい。ルールも解りやすく誰でも気軽に出来るが、定石もありかなり奥深い。パートナーの待ちカードを読みきり、相手ペアをかいくぐってパートナーに振り込んだ時は他のゲームでは決して味わえないカタルシスがある。この瞬間こそがこのゲーム最大の魅力。自分が上がるよりパートナーに上がらせる方が難しくオモロい。運&カウンティング&ブラフ&予想…色々な要素がある大傑作!打ち筋を良く知ったプレイヤーとプレイすればこの上なく面白い。国産カードゲームの最高峰、一晩中でもプレイできる。

シヴによるゲームの面白さ評価:
シヴによるゲームに対するコメント:
面白いです。元々4人用との事だが、3人でも特に違和感は無いです。3人では手札に左右されますが、2対2のチーム戦だと戦略も重要になりそう。

ゆっきーによるゲームの面白さ評価:
ゆっきーによるゲームに対するコメント:
変則トリックテイキングって感じ、面白いが勝てない、難しい。

・コンポーネント
本場能登半島のごいたは将棋の駒みたいなものらしいです。私が持っているのはグランペール版のカード製です。

・カードのサイズ
(57×89mm):32枚

・BGM
三味線。


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[ 2011/01/08 20:02 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

魔法にかかったみたい

ボードゲーム・カードゲーム レビュー

邦題:魔法にかかったみたい
原題:Wie verhext!
作者:Andreas Pelikan
メーカー:alea
プレイ可能人数:3~5
年齢:9歳以上
所要時間:30~60分
形態:C
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■■
駆け引き■■■■
幸運不運■■

受賞歴:
2008年ドイツゲーム大賞ノミネート
2008年ドイツゲーム賞9位
2008年日本ボードゲーム大賞



・ゲーム内容の簡単な紹介
トリックテイキングゲームのような要領で職業選択をし勝利ポイントを稼ぐゲームです。

トリックテイキングゲームとは……順番にカードを1枚ずつ出していき最も強いカードを出したプレイヤーが、出されたカードを総取りする、という形式のゲームです。


職業は12種類あります。そこから使いたいと思える職業を各人が5枚選んで手札にします。選ばれなかった7枚はいったんよけておきます。

スタートプレイヤーがやりたい職業を手札から出します。続いて時計回りに手番が移り、もし持っていれば同一カードを手札から出します。出すときに、

1.奪う
2.支持する

のいずれかを選択しなければなりません。

奪うときは、職業の能力を存分に発揮できますが、下家のプレイヤーに奪われるリスクがあります。

支持の場合は職業能力の弱い方が適応されます(職業能力には強いものと弱いものがある)。この場合は下家に取られるリスクは全くありませんが、効果が弱いのが玉に瑕です。

こうして、全員が、スタートプレイヤーが出したカードを持っているかどうかチェックし終わったらターンは終わりです。

次のターンは能力を存分に発揮したプレイヤー(職業能力の強いほうの効果を適用できたプレイヤー)がスタートプレイヤーになり手札からカードを1枚出します。そうして全員持っているかどうかチェックをし…と進行します。

こうして全員の手札がなくなったら、ラウンドは終了になります。
ラウンド途中で手札が無くなる場合もありますが、手札がないと、あとは見ているだけになります。ラウンド終了まで待ちましょう。

ゲームは、魔法の釜(勝利点になる)を取るのが目的なのですが、それを取るためには、「魔法のしずく」が必要になります。

ゲームの流れとしては、それを取る職業や金を得る職業、金をしずくに変える職業などがあり、効率的に釜を取る…という風になると思います。

魔法の釜のうち、カラスが描かれているカードが4枚表向かれて手元に行ったら、そのラウンドを最後までプレイしその段階で最も勝利点の高いプレイヤーの勝利です。

・コンポーネント
職業カード、釜カードは普通のカードです。
しずくは木製駒になっています。
金と試験官は厚紙製です。
カードゲームにしては箱の大きさが大き目かな…と思います。

・カードのサイズ
(59×91mm):99枚

・BGM
魔法使いの弟子


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[ 2011/01/08 20:01 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

カール大帝

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCN0708.jpg

邦題:カール大帝
原題:CAROLUS MAGNUS
作者:Leo Colovini
メーカー:Venice Connection
プレイ可能人数:2~4
年齢:12歳以上
所要時間:30~45分
形態:O
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■■

受賞歴:
2000年ドイツゲーム大賞ノミネート
2000年ドイツゲーム賞7位



・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「CAROLUS MAGNUS」の意味ですが、「カール大帝」です。そのまんまです。ラテン語です。
箱の表面に、書かれている「THE STRUGGLE FOR CHARLEMAGNE'S EMPIRE」(イタリア語とフランス語でも同じように書かれています)ですが、これは、「カール大帝の帝国をめぐる闘争」という意味です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
カール大帝は、自らの後継者を選ぶため、後継者候補たちにあることを命じました。それは、フランク王国を外敵から守るために、城を築き、国内の安全を守ることです。最も多くの城を築いたものが、新たなフランク国王(ゲームの勝者)となるのです。

DSCN0711.jpg
円形に置かれたフランク王国領。これがどんどん併合して、つながっていきます。

DSCN0713.jpg
この黄色いちょっと大きい木の駒がカール大帝。カール大帝は明治製菓のカールとは多分、無関係…多分だよ…。

プレイヤーは、カール大帝の後継者候補となり、築城競争をするのですが、このゲームは陣取りゲームの一種です。

フランク王国は各地域から成り立っており、また、王国には有力な貴族が5家あります。各地域の貴族の支持と、カール大帝直々の勅許がなければその地域に城を築くことは出来ません。

そこで、プレイヤーは、貴族の支持を得るための努力(自分の手下の貴族を送りこむ)と、自分を支持する貴族一族を各地に送りこむことにより、多数となるための工作と、自分の支持貴族が多い地域にカール大帝の行幸(ぎょうこう)を迎えるための準備をしなければなりません。

まず、数字チップを順番に出して、そのラウンドのプレイ順を決めます。小さい数字を出した順にプレイをします。

プレイ順が決まったら、その順番に行動をします。

行動は、貴族を手元から移動させる(移動先は支持率ボードか領土)。移動によって、貴族の支持率を高めたり、自分の手下を領土に派遣することになります。

そしてカール大帝を時計回りにボードからボードへ移動させます。このカール大帝の移動数と先ほど出した数字チップの数字は関連があります。大きい数字チップはたくさんカール大帝を動かせます。

こうして、カール大帝が自分の支配領土に来たら、もしかしたら、城を建てられるかもしれないです。その領土を誰が支配しているかチェックします。そこにいる貴族が誰の味方かは各プレイヤーの支持率ボードを見れば分かります。

DSCN0722.jpg
支持率をどんどん伸ばしても、相手がそれを上回ると、貴族は裏切る。青の支持率はさすがに硬いが、赤はちょっと心もとない。この貴族、すぐに裏切るところがポイント。

あと、既に城が建っている場合は、それも戦力となります。こうして、最も戦力の多いプレイヤーが支配者になります。自分の支配している領土にカール大帝駒が来たら城を建てます。そうして、建てた時にそのすぐ両隣の領土をチェックします。もしも支配者が同一なら、その領土が合体します。

この領土の合体によって、ひとつの地域に複数の自分の城が建っているという状態にできます。こうすることは、その地域に対する自分の影響力を高めることになります。

DSCN0717.jpg
こんな感じで、隣り合っている領土に同じ色のお城が建つと…。

DSCN0718.jpg
ドッギャーン!領土が合体します。この様にして…。

DSCN0720.jpg
領土がどんどんつながって、やがて、こんなに広い領土になったりします。

このようにして、ゲーム終了時にもっとも城駒をボード上に配置したプレイヤーが勝利をします。

DSCN0721t.jpg
ゲーム終了時の様子。

とても戦略的なゲームですが、このゲームの付属の特殊カラーダイスを用いるため、適度な運も必要となります。

DSCN0714.jpg
特殊カラーダイス。リザーブの騎士はこの色で補充する。王冠マークはジョーカーの目。自由に色を選択できる。

もちろん、ただ運に左右されるだけでなく、サイコロの出目が一見悪くても、それを逆手にとるような素晴らしい戦略が思いつくかもしれません。ただ、この運の要素は、負けた時のいいわけには便利でもあります。

・コンポーネント
とても上品な雰囲気のコンポーネントです。
カール大帝駒は大きくて立派です。

貴族駒は色とりどりの立方体です。円筒形の駒は有力貴族5家の紋章です。

各プレイヤーが築く城駒もなかなか立派な作りです。

あと、カラーダイスがあります。以上はいずれも木製です。木製の用具がたくさんで、木の駒が好きな私としては、とてもうれしいです。

このゲームの最も特徴的なコンポーネントは、フランク王国領をあらわすボードです。これが、15個に分割されています。これがゲーム中に合体していき、大きな領土を形成するようになるのです。

あと、数字チップと、カードと、収納用の袋があります。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません(正確に書くと、カードは入ってますが、タイルと呼ぶべき厚さがあります。また、このカードをシャッフルなどすることはありません)。

・BGM
アルルの女より


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[ 2011/01/07 20:02 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)

メディチ家とストロッツィ家

ボードゲーム・カードゲーム レビュー

邦題:メディチ家とストロッツィ家
原題:Medici vs Storozzi
別名:メディチVSストロッチ
別名:メディチ対ストロッツィ
作者: Reiner Knizia
メーカー: RIO GRANDE GAMES
プレイ可能人数:
年齢: 10歳以上
所要時間: 30分
形態:B
重さ:やや軽い
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■■■■■
幸運不運■■

受賞歴: -


・原題の意味
メディチ家は、イタリア・フィレンツェの名門です。ストロッツィ家はルネッサンス時代にメディチ家と覇権争いを行った名門貴族です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
クニツィーアのゲームで、メディチという作品があるのですけど、これを特に2人用にアレンジしたゲーム、それが、この「メディチ家とストロッツィ家」です
ゲームの基本的な流れはメディチとやっぱり似ているんですけど、このゲームに独特な点もあります。

・船が3隻ある…メディチでは、商品カードを5枚集めると、一旦そのラウンドは抜けるんですが、この方式は、言わば「5枚のカードを積める船を1隻持っている」状態です。これが、「メディチ・ストロッツィ」では船が3隻になります。一つは、荷物が3つ積める船。一つは、4つ積める船。一つは5つ積める船です。船にも個性があります。

・競りの方式が「指値入札」…このゲームの入札方式は、モダンアートで言うところの「指値入札」と近い方式になっています。指値入札は、オークショナーが値段を決めて、相手がそれで買うかどうかを決めると言う方式です。仮に相手が買わなければ、オークショナーが自分で言った価格で、買うことになります。メディチの競りが、「一巡の競り」だったのと比べるとこれは大きな変化ですね。

競りは、オークショナーが1~3枚の商品タイルを袋から引いてきます。そして、これを指値入札にかけます。競り落としたプレイヤーが次のオークショナーになります。商品タイルには数字が書いてあり、この数字が各港の影響力になります。

港ごとに影響力を比較し合い、高い方は20金をラウンド終了時に得ますので、このタイルに書かれている数字は重要です。

あと、タイルには、どんな商品か種類があり、その種類の荷物を船に載せるとその船が着いている港の商品マーカーを自分の方に引き寄せます。商品マーカーをお互いに引っ張り合うのですが、より引き寄せたプレイヤーには得点が入ります。

袋に入っている商品タイルがなくなるか、いずれかのプレイヤーの所有船の積荷がいっぱいになったらラウンドは終了し、ラウンドの決算をします。この決算で、相手に勝っている部分があれば、それがお金=勝利点になります。

3ラウンドが終わった時点で、お金の多いプレイヤーの勝利です。

DSCF6774s-.jpg


・コンポーネント
港ボードが3枚あります。このボードはそんなに大きくないです。あと船タイルが各家に3つずつあります。

印象的なのは、「独占マーカー」です。このマーカーは黒い立方体の木の駒で、エル・グランデの騎士と比べるとやや大きい感じがします。

商品タイルは、黒い袋にしまっておきましょう。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・BGM
夏の第3楽章


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