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アムステルダムの運河・新版

アムステルダムの運河・新版はゲームマーケット2015春の、ガーデンゲームズのメインの品です。「新版」ということは「旧版」もあります。新版と旧版はルール上は違いはないのですが(用語の変更など細かい部分の変更はあります)、ヴァリアントルールを2つ、説明書に収録しています。「戦略ゲーム」と「奥の手」というのがそれです。

また、アートワークを長谷川登鯉さんに担ってもらっているので見た目の良さが大幅にパワーアップしています。箱もそうですし、ボード、説明書、タイル類・・・・。

生まれ変わったアムステルダムの運河をぜひ楽しんでほしいです。

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箱の表側。

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箱の裏側。

「選べるのは常に2つ」

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ゲームマーケットカタログ用原稿。

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ボード。

ボード上の面積を取ればそれが広さに比例して得点になります。また、ボード上に点在する市場も得点になります。

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ボードの解説。説明書より。4色の屋根のテントの位置に市場チップを置きます。運河駒は灰色線上に置くようにします。建物が薄く描いてある普通のマスには影響力タイルを置くようにします。

運河で囲まれたエリア内で強い影響力を持てば、エリア内の市場と土地を支配できるでしょう!

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細かいところまで描き込まれたボード。

「setting」には、プレイ人数に応じた取り除く影響力タイル数が書いてあります。

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用具。説明書より。

影響力タイルにはマークが描かれています。これで、もしかしたら色弱の方も楽しめる(?)かもしれないです。

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運河駒。旧版は断面が塗られていなかった駒が多数あったが今回の運河駒はきちんと断面まで塗られています。

ゲームの準備段階でプレイヤーは自分で使う影響力タイルを裏向きで手元に用意します。

手番では、これらから1枚の影響力タイルをめくります。そして次のいずれかのアクションを選択します。

・めくった影響力タイルをそのまま空きマスに配置する
・めくった影響力タイルに書かれている数値分の運河駒を配置、この場合影響力タイルは破棄になる

こうしてボード上は運河駒によりドンドン区切られていきます。もし、区切られたエリア内の市場マスの数が1~2マスになったのなら、そのエリアは完成されたエリアになります。

エリアは完成されると即座に得点計算されます。そのエリア内の影響力を比べあい、最も強いプレイヤーがエリア内の市場と土地を支配することになるでしょう。

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このような感じで、運河で囲われたエリアが完成になります。7と5の市場チップが得点、さらにエリア面積9点分が得点になります。影響力が大きい赤が得点を獲得します。

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このような同点の場合はトップの人たちで公平に得点を分けあいます。それぞれ10点ずつ獲得します。端数は切り捨てなのです。

ゲームが終わった段階で最も得点を得ていたプレイヤーが勝利します。



このゲームでやることは、影響力タイルをそのまま置くか、数値分の運河駒を置くか、これが手番でやれることです。シンプルです。でも悩ましい。シンプルだけどジレンマ。ガーデンゲームズらしいゲーム性になっていると思います。
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5本のキュウリ

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5本のキュウリの箱。完全日本語版!

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立派なキュウリ駒。これを集めてしまうと「お漬物」の称号が!
(つまりこの駒を集めないようにするのです)

このゲームはトリックテイキングゲームです。

トリックテイキングゲームとは!
カードゲームのジャンルのひとつ、それがトリックテイキングゲームです。トリックテイキングゲームではプレイヤーが順番にカードを表向きで1枚ずつプレイします。全員が1枚ずつプレイしたらカードの強さを比べてみて、最も強い札を出したプレイヤーがそのトリックを取ることになるのです。トリックを取るとは、今回プレイされたカードを総取りするのです。

さて、5本のキュウリはトリックテイキングゲームなのですが、いくつか個性的な決まりごとがあります。

まず、勝敗に肝心なのは第7トリックだけです!プレイヤーはゲームの準備段階で手札を7枚持っています。そのうち6枚が勝敗と関係なく(??)消費され、最後のトリック、第7トリックだけが勝敗に直接的に影響します。

さて、第7トリックで最強のカードを切らないようにする。これがこのゲームの目的です。ちょっと分かりにくいかもしれませんがトリックで負ければゲームで勝ちなのです。この部分、説明がひっくり返った形なのでちょっとややこしいですがやってみれば簡単です。

だから第7トリックで弱いカードを残せば良いのです。

第1~第6トリックでは、大体は普通のトリックテイキングです。

ここでこのゲームの特徴があります。つまり、トリックにカードを出す際、次の2つの選択肢があります。

A.トリックで出されているカードの中で最強のカードを出す
B.Aをしたくないなら(あるいは出来ないなら)自分が持っているカードのうち最も弱い札を出す

このBのパターンになると、せっかく第7トリックで使うために取っておいた虎の子を吐き出すことになるのです!この事態を避けるにはAの方法を採りたくなります。Aの方法を採るためには強いカードが必要になります(!)。

さて、プレイヤーに必要なのは弱い札なのか?強い札なのか??

手札が尽きた段階で第7トリックで出されたカードのうち最強のカードを出した人が、自分の出したカードに描かれているキュウリ分だけキュウリ駒を引き受けます。

キュウリ駒が6個以上溜まると お漬物 になり、ゲームから脱落になるのです!

シンプルなトリックテイキングゲームですが捻りが効いていて面白く、2人でも楽しめました。

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