2017 081234567891011121314151617181920212223242526272829302017 10









ストロッツィ

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCF5075s-.jpg

邦題:ストロッツィ
原題:Strozzi
別名:ストロッチ
作者: Reiner Knizia
メーカー: RIO GRANDE GAMES
プレイ可能人数:3~6
年齢:12歳以上
所要時間: 75分
形態:B
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■■■

受賞歴:-


・原題の意味
メディチ家の強敵・名門ストロッツィ家の名前が付けられています。このゲームの和訳(プレイスペース広島訳)によると

「このゲームは、メディチ・ストロッツィ・バルディシリーズの3作目です」

な~んて書かれています。メディチは分かりますよ、有名競りゲームですよね。続編が2人対戦用のメディチ家とストロッツィ家、で今作がストロッツィ。で、バルディって何??もしかして4作目で「バルディ」が出るということを暗に示しているのでしょうか?

・ゲーム内容の簡単な紹介
簡単に言うと競りゲームです。

DSCF5077s-.jpg
ボードを広げたところ。

競り落とせる回数が1ラウンドにつき、最大3回。競るためのアイテムが「旗」です。旗には3種類あり、「海賊」と「プラス1」と「商品」です。

入札における価値は、
海賊:2金
プラス1:1金
商品:1金
という風になっています。
このような、極端な選択肢の少なさはポテトでチョを思い出します。

競りは一順の競りでラーみたいです。

競り落とすのは船カードで、船カードにはいろいろ情報が描いてあります。速度、積み荷、奉仕タイルがもらえるかどうか、巻物、という情報が描かれています。

DSCF5063s-.jpg
船は帆に書いてある数字の高い方が高得点につながる。

速度は必ず書いてあるのですが、それ以外は描かれているかどうかは船カードをめくってみてのお楽しみです。
お楽しみなんですが、カツカツしています。各人が最大3枚まで船カードが得られるのですが、全員が入札に参加しないで流局になってしまう船カードというのもあります。そういうゆとりは3枚までです。ギリギリ感が楽しめます。

船を落札できたら、港に着けます。港は3つあって、ベネチア、ローマ、ナポリの3都市です。

ベネチアは金、ローマは壺、ナポリは織物を集めているので、船の積み荷に応じて最適の港に着けるようにしたいです。ただし、既に自分の船を港に着けている場合は、その港に対して2隻目以降の自分の船を着けさせるというのは認められていませんので気を付けましょう。

「これが最善だ~ッ」

と信じて船を送り込んだと思ったら、即、次の船カードの方がいいでやんの、トホホ…というのはこのゲームではよくあることなのです。

ラウンドは3ラウンドあり、ラウンドの終了時に得点(コイン)が貰えます。船の速度と、マーカーの進捗度に応じて点が入ります。最終ラウンド後は奉仕タイルも得点化し最多得点のプレイヤーが勝利します。

DSCF5066s-.jpg
ゲーム終了時の様子。

DSCF5295s-.jpg
港に着いた船カードをボード上に置くようにすると省スペースになります。っていうか、そのためのボードだろっ!

・2人プレイについて:
2人用ルール(カバレロ考案)
【概要】
2人のプレイヤーはそれぞれ、メインの色とサブの色の2色を担当します。1人2役による仮想4人プレイというわけですね。2役なんですけど、得点源になるのはメインの色だけです。サブの色の存在理由は、「対戦相手の稼ぎを減らす」の一語に尽きます。サブの色には点は入りませんが、サブの色で相手プレイヤーをブロックするようにしましょう。

【準備】
プレイヤーAはメインの色として赤を使います。そしてサブの色として黄色を使います。プレイヤーBはメインの色として青を使い、サブの色として緑を使います。プレイヤー同士は向かい合って座り、サブの色はメインの色の左隣に位置するようにします(下の図を参照)。4人プレイの時と同じような準備をします。

20101231.jpg


【通常ルールと違う点】
1人2役というのが違います。手番は時計回りの順番で回ってきます。
サブの順番になったら担当のプレイヤーがサブを操作します。サブももちろん船カードをプレイヤーの操作次第で入手ができます。サブによるカードの入手は、できるだけ「相手プレイヤーのメイン」を蹴落とすように操作しましょう。

このゲームで考えるポイントは「旗を出すかどうか」・「仮に旗を出すとしてどの旗を出すか」の2点に尽きます。この考えを、メインはもちろんサブを操作するにあたってもプレイヤーは考えてください。サブも船カードは入手するし、入手したらいずれかの港に船を着けますし、マーカーを進めますし、奉仕タイルもゲットします。奉仕タイルのゲットも、サブがどのタイルをゲットするか担当のプレイヤーが考えてください。
得点計算はサブも順位が何番か確定させます。例えば、ローマに着いた船の速度が1位:Aのメイン、2位Aのサブ、3位Bのメイン、4位Bのサブというようになったらそれらの順位に応じて点が入ります。ただし、サブには点が入りません。先ほどあげた例ですと、1位Aのメイン=15点、2位Aのサブ=10点(なのですが入金の処理は省きます)、3位のBのメイン=5点、というようになります。

・コンポーネント
コンポーネントは特に驚くような点はないんですが、少し残念なのが、コインですね。5と10と50の3種類があるのですが、これが金貨・銀貨・銅貨みたいな色付けだともっと雰囲気が出るんですがそうじゃないんですよね。そこが惜しい点です。

・カードのサイズ
(56×87mm):29枚

・BGM
春の第3楽章


・他サイトさまの紹介記事
プレイスペース広島
Funagain Games
Board Game Geek
play:game
Table Games in the World
週刊じゃむたん通信
洋々雑記
ふうかのボードゲーム日記
スポンサーサイト
[ 2010/12/31 20:01 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
FX