
「ザ・ゲーム」というタイトルのカードゲームです。インパクトのあるタイトルです。
このゲームは協力ゲームです。プレイヤー全員が息を合わせて一つの目標に向かって頑張ります。一つの目標とは、「出来るだけたくさんのカードをテーブル上にプレイする」ということです。
プレイヤーには数枚のカードが配られます。
カードですが、捨て場を表す1のカードが2枚、あと100のカードが2枚あります。あとメインになるカードがあるのですが、カードの数値には、かぶりがなく、全て異なる数値が振られています。
テーブルには4か所のカード捨て場が作られます(1と100です)。捨て場のうち、二つは昇順の捨て場(1の方)、二つは降順の捨て場(100の方)の計4か所です。
昇順の捨て場は、一番上のカードよりも書かれている数値の高いカードが捨てられる捨て場です。逆に、降順の捨て場は一番上のカードよりも書かれている数値の低いカードだけが捨てられる捨て場です。
手番では、手札のうち2枚以上を捨てねばなりません。当然、捨て場に捨てるのですが、捨てる際は昇順、降順の規則を守る必要があります。捨てた後に、捨てた枚数と同じ枚数のカードを補充し手番が終わります。
捨てるときの「巻き戻し」ルールというのがあります。この巻き戻しですが、捨て場の一番上のカードと丁度10ポイント異なる場合に発動可能となります。
例えば、昇順の捨て場に63が捨てられているとします。ここで手札に53があるのならそれを63の上にプレイ可能です。これが巻き戻しです。
ゲームは、結局のところ、カードを捨てきることを目指すのですから、この巻き戻しルールを活用しないと厳しいでしょう。
言うまでもなく、このゲームは協力ゲームなのです。当然、プレイヤーがしっかり意思疎通を図り綿密に作戦を立てて臨む必要がありますが、自分の持っている手札の数字を言ってはいけません。
当然ながら、全てのカードを出し切ること、捨てきることが目標ではありますが、捨てられなかったカード枚数が10枚以下ならば優秀とみなされるでしょう。
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