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カール大帝

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:カール大帝
原題:CAROLUS MAGNUS
作者:Leo Colovini
メーカー:Venice Connection
プレイ可能人数:2~4
年齢:12歳以上
所要時間:30~45分
形態:O
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■■

受賞歴:
2000年ドイツゲーム大賞ノミネート
2000年ドイツゲーム賞7位



・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味
「CAROLUS MAGNUS」の意味ですが、「カール大帝」です。そのまんまです。ラテン語です。
箱の表面に、書かれている「THE STRUGGLE FOR CHARLEMAGNE'S EMPIRE」(イタリア語とフランス語でも同じように書かれています)ですが、これは、「カール大帝の帝国をめぐる闘争」という意味です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
カール大帝は、自らの後継者を選ぶため、後継者候補たちにあることを命じました。それは、フランク王国を外敵から守るために、城を築き、国内の安全を守ることです。最も多くの城を築いたものが、新たなフランク国王(ゲームの勝者)となるのです。

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円形に置かれたフランク王国領。これがどんどん併合して、つながっていきます。

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この黄色いちょっと大きい木の駒がカール大帝。カール大帝は明治製菓のカールとは多分、無関係…多分だよ…。

プレイヤーは、カール大帝の後継者候補となり、築城競争をするのですが、このゲームは陣取りゲームの一種です。

フランク王国は各地域から成り立っており、また、王国には有力な貴族が5家あります。各地域の貴族の支持と、カール大帝直々の勅許がなければその地域に城を築くことは出来ません。

そこで、プレイヤーは、貴族の支持を得るための努力(自分の手下の貴族を送りこむ)と、自分を支持する貴族一族を各地に送りこむことにより、多数となるための工作と、自分の支持貴族が多い地域にカール大帝の行幸(ぎょうこう)を迎えるための準備をしなければなりません。

まず、数字チップを順番に出して、そのラウンドのプレイ順を決めます。小さい数字を出した順にプレイをします。

プレイ順が決まったら、その順番に行動をします。

行動は、貴族を手元から移動させる(移動先は支持率ボードか領土)。移動によって、貴族の支持率を高めたり、自分の手下を領土に派遣することになります。

そしてカール大帝を時計回りにボードからボードへ移動させます。このカール大帝の移動数と先ほど出した数字チップの数字は関連があります。大きい数字チップはたくさんカール大帝を動かせます。

こうして、カール大帝が自分の支配領土に来たら、もしかしたら、城を建てられるかもしれないです。その領土を誰が支配しているかチェックします。そこにいる貴族が誰の味方かは各プレイヤーの支持率ボードを見れば分かります。

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支持率をどんどん伸ばしても、相手がそれを上回ると、貴族は裏切る。青の支持率はさすがに硬いが、赤はちょっと心もとない。この貴族、すぐに裏切るところがポイント。

あと、既に城が建っている場合は、それも戦力となります。こうして、最も戦力の多いプレイヤーが支配者になります。自分の支配している領土にカール大帝駒が来たら城を建てます。そうして、建てた時にそのすぐ両隣の領土をチェックします。もしも支配者が同一なら、その領土が合体します。

この領土の合体によって、ひとつの地域に複数の自分の城が建っているという状態にできます。こうすることは、その地域に対する自分の影響力を高めることになります。

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こんな感じで、隣り合っている領土に同じ色のお城が建つと…。

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ドッギャーン!領土が合体します。この様にして…。

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領土がどんどんつながって、やがて、こんなに広い領土になったりします。

このようにして、ゲーム終了時にもっとも城駒をボード上に配置したプレイヤーが勝利をします。

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ゲーム終了時の様子。

とても戦略的なゲームですが、このゲームの付属の特殊カラーダイスを用いるため、適度な運も必要となります。

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特殊カラーダイス。リザーブの騎士はこの色で補充する。王冠マークはジョーカーの目。自由に色を選択できる。

もちろん、ただ運に左右されるだけでなく、サイコロの出目が一見悪くても、それを逆手にとるような素晴らしい戦略が思いつくかもしれません。ただ、この運の要素は、負けた時のいいわけには便利でもあります。

・コンポーネント
とても上品な雰囲気のコンポーネントです。
カール大帝駒は大きくて立派です。

貴族駒は色とりどりの立方体です。円筒形の駒は有力貴族5家の紋章です。

各プレイヤーが築く城駒もなかなか立派な作りです。

あと、カラーダイスがあります。以上はいずれも木製です。木製の用具がたくさんで、木の駒が好きな私としては、とてもうれしいです。

このゲームの最も特徴的なコンポーネントは、フランク王国領をあらわすボードです。これが、15個に分割されています。これがゲーム中に合体していき、大きな領土を形成するようになるのです。

あと、数字チップと、カードと、収納用の袋があります。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません(正確に書くと、カードは入ってますが、タイルと呼ぶべき厚さがあります。また、このカードをシャッフルなどすることはありません)。

・BGM
アルルの女より


・他サイトさまの紹介記事
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Board Game Geek
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[ 2011/01/07 20:02 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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