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ガイスター

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
DSCN0593.jpg

邦題:ガイスター
原題:Geister
別名:ファンタスミ
別名:FANTASMI
作者:Alex Randolph
メーカー:Venice Connection
プレイ可能人数:
年齢:8歳以上
所要時間:15分
形態:B
重さ:重い
要素:
戦略戦術■■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■

受賞歴:
1982年ドイツゲーム大賞ノミネート


・原題の意味
「FANTASMI」の意味ですが、「幽霊」だそうです。イタリア語だそうです。

・ゲーム内容の簡単な紹介
ガイスターはオバケ将棋です。ドイツゲームの中では比較的有名なゲームです。

ボード上の駒をプレイヤーが交互に1歩、1歩動かしていきます。自分のオバケ駒を動かすのですが、前後左右の4方向のいずれかに動けます。ただし、すでに自分の駒がある場所は移動不可です。敵駒と同じ場所にあとから入ると、そこに置かれていた敵駒を取ることになります。
こう書くと、将棋みたいですが、進行としては、確かに将棋みたいです。しかし、決定的に違う点が幾つかあります。

王将が無い。
取らない方が良い敵駒(悪いオバケ)がいる。


悪いオバケと良いオバケがいるんですが、外見上は区別がつかないです。

DSCN0597.jpg
オバケたち。誰がいい奴で誰が悪い奴なんだ~?!

後ろから見れば、一目瞭然なんですが(オバケの背中のポッチの色で判別)、相手プレイヤーはオバケを前からしか見ないので、見分けがつかないのです。相手プレイヤーの挙動で判断しましょう。

勝利条件は次の3つのうちどれかを達成することです。
1.相手プレイヤーの良いオバケを全て取る
2.自分の悪いオバケを全て取らせる
3.自分の良いオバケを1個、脱出させる

ガイスター格言:
「悪いオバケはよく動く」

勝つためには心理的駆け引きが重要なゲームです。

DSCN0598.jpg
裏から見るとよく分かります。青いぽっちが付いているのが良いオバケ。
赤いぽっちは悪いオバケ。

●ヴァリアント(カバレロ考案)
これから書くヴァリアントは、実際にプレイをしてみたわけではないんですけど、思いついたので書きます。
その1.王将ヴァリアント:すべてのオバケ駒は将棋の王将と同様の動き方ができます。
その2.善玉王将ヴァリアント:良いオバケ駒だけは、将棋と王将と同様の動きができます。悪いオバケ駒は通常通りの動きです。

●ヴァリアント「インディアン・ファンタスミ」(にゃんとろ考案)
インディアン・ファンタスミは基本的には通常のファンタスミと同様のルールですので、通常ルールとの相違点のみここでは書きます。
まず、両プレイヤーは、オバケに付いているマークが自分に分かるように、相手の駒を相手の陣地に配置します。つまり、インディアン・ファンタスミでは、自分の駒については良いオバケか、悪いオバケか分からない代わりに、相手のオバケは、良いオバケか、悪いオバケか分かる訳です。
オバケ駒は、取られた段階で、良いオバケか、悪いオバケか分かります。
勝利条件は、相手プレイヤーの良いオバケを全て取るか、自分の悪いオバケを全て取らせるかの2つです。

●ヴァリアント「インディアンガイスター」(某氏考案)
インディアンファンタスミを含んだ記事を、2001年5月13日に掲載したところ、インディアンファンタスミと別のファンタスミのヴァリエーションルールがあるとのご指摘を受けました。
それは「インディアンガイスター」(某氏考案、niftyゲームフォーラムにて2000年3月29日に草場純さまが発表)です。草場さまにご許可を頂きましたので、ここにインディアンガイスターをご紹介させて頂きます。

ゲームの準備
・まず互いに赤4つ青4つのお化けを取ります。
・次に、それを相手の陣地の4×2にこちらに背を向けて並べます。これが相手の駒です。相手も同じことをするので、あなたの手前の升目にはお化けが後ろ向きに並んでいるはずです。これがあなたの駒になるのです。

ゲームの進行
・先手から手前に並んでいる自分の駒(お化け)のうち一つを縦、ないしは横に1升移動します。自分のお化けですが、それが善玉か悪玉かは、動かす当人は知りません。
・互いに1手ずつ駒を動かします。パスは出来ません。
・移動して相手のお化けのいる升にまで行ったら、相手の駒を取れます。
・取ったお化けが善玉か悪玉かは相手に分からないように並べます。

終了条件
・善玉(青)を4つ取れば勝ちです。
・悪玉(赤)を4つ取ったら負けです。
・後ろの出口まで自分の青(善玉)が行って脱出すれば勝ちですが、自分のお化け(駒)が善玉か悪玉(赤)かは知らないので、善玉と確信が持てたら脱出することになります(あるいは一か八かで)。脱出してみて果たして善玉なら勝ちですが、悪玉だったら即負けです。

・2人プレイについて:

アブラハムによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
手軽ながら相手の行動や性格からコマを予想するのが楽しいです。

海長とオビ湾によるゲームの面白さ評価:
海長とオビ湾によるゲームに対するコメント:
回数はやってますが、そこまでおもしろいと思ったことがありません。

やおきんによるゲームの面白さ評価:
やおきんによるゲームに対するコメント:
2色の色分けだけで、こうも考えるゲームに仕上がっているのには脱帽です。
ただ、アブストラクトが苦手な自分としては、どうも淡白で苦しい時間でした。
自分が楽しめないため、どうも淡白な手になってしまうため、相手も楽しめない、という作業的時間になってしまったのが残念です。
ケチって自作したのも一因かもしれませんので、コンポーネントの大切さを痛感し、反省しました。

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
何度もやりましたが、さっぱり面白くない。これを買ったのは15年以上前ですが、情報量が少なかったので失敗しました。淡々と進みゲームエンド。地味すぎる。

・コンポーネント
オバケ駒はかわいらしく、ボードの絵柄は雰囲気が出ていていい感じです。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・BGM
サン=サーンスの「七重奏曲変ホ長調 作品65」のちょっと滑稽な感じがあっているように思います。

・他サイトさまの紹介記事
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[ 2010/08/16 23:22 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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