ボードゲーム・カードゲーム レビュー

邦題:
レーベンヘルツ コスモス社版原題:
Loewenherz別名:
レーベンヘルツ新版作者:
Klaus Teuberメーカー:
KOSMOSプレイ可能人数:
2~4年齢:
12歳以上 所要時間:
60分 形態:
B重さ:
やや重い要素:
戦略戦術■■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■受賞歴:
2003年ドイツゲーム賞5位
・原題の意味および、箱の表面に書かれている文字の意味「Loewenherz」の意味ですが、「獅子心」です。イングランド国王リチャード1世、獅子心王ですね。
箱の表面に、書かれている「Der Koenig kehrt zurueck」ですが、これは、「国王は元の場所へ向かった」という意味です。
・ゲーム内容の簡単な紹介ある国で、国王は遠く離れた地に行ってしました。それを横目に権力を巡り争う領主たち……。と、いうゲームです。国王が戻って来るまでに、多くの支配地・権力を獲得しましょう。

ボード。
ボードは9つに分かれていて枠も4つに分かれていて枠をつなげるパーツが4つあります。
このゲームの最大の特徴はエリアの枠(国境線)自体を置いていくことです。これにより広い領土を獲得できるかもしれませんし、相手が囲っている枠を逆用して自分は広い土地、相手は狭い土地に閉じ込める!という点です。
土地が確定した後も安穏とはしていられません。軍事力に任せて侵略が可能です。侵略に対しては「同盟」を結んで防ぐ……。囲う、襲う、口約束……そういうとても泥臭いゲームです。

初期配置。
ゴルトジーバー社版(レーベンヘルツ旧版)と比べて、行動の選択方法が全く違います。
ゴルトジーバー社版は、まず、アクションカードをめくります。そこには3つのアクションが描かれています。この3つから各プレイヤーは選択します。
それに対して、コスモス社版はアクションカードを3枚手札として持ちます。手番では、手札を売るか、手札をプレイ(有料)します。その後、手札が3枚になるように市場か山札から補充をします。
常にバッティングの可能性とそれに伴う競りのことを考えながらプレイするゴルトジーバー社版は、緊張感のあるゲームです。それと比べると、コスモス社版はプレイ感覚が軽いです。また、策略カードの有無も難易度に影響します。コスモス社版の方が比較的簡単なゲームになっています。

ゲーム中盤。

ゲーム終了時の様子。
中央の赤の領土が広大でこれが効いて大勝利できました。

赤対オレンジ対白。
・コンポーネントボードがスゴイです。9分割されており、多様な組み合わせでのプレイが可能です。プラスチック製駒ですが、これが良く作りこまれています。あとカードです。
・カードのサイズ(43.5×67.5mm):60枚
・BGMワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
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