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ボードゲームギークゲーム

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:ボードゲームギークゲーム
原題:THE BOARDGAMEGEEK GAME
別名:ザ・ボードゲームギーク・ゲーム
作者:Richard Breese
メーカー:R & D GAMES
プレイ可能人数:3~6
年齢:8歳以上
所要時間:60~75分
形態:B
重さ:やや重い
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■■■■
幸運不運■■■

受賞歴:-


・原題の意味
ボードゲームギークというのは世界で一番有名?なボードゲームサイトです。英語のため、私はほとんど見ていないですが、読んでいる日本人も多いと思います。ギークという語はあまり馴染みのない語ですが「おたく」という意味です。

・提案
このゲームにはギークゴールド(GG)というお金が登場します。GGは勝利点でもあります。1GGを「1000円」というように、日本円に置きかえるとより盛り上がるように思います。以下の記事文中においては1GG=1000円というように置き換えた表現をします。

・ゲーム内容の簡単な紹介
このゲームではプレイヤーは2つの役割をやります。
一つはゲームメーカー。面白いゲームを世に出し、物欲と言う煩悩に支配されるおたくをたぶらかします。
もう一つはギーク(おたく)になって自慢のコレクションによるゲーム棚を眺めてウットリするために人生を費やします。

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ボードを広げて、いざプレイ!

ゲームは6ラウンドで構成され、1つのラウンドは6つのフェイズから成り立ちます。

第1フェイズ:ストックから倉庫へ
第2フェイズ:店へ卸す
第3フェイズ:買いものに行くぞ
第4フェイズ:新スタートプレイヤーの決定
第5フェイズ:お店で買うゲームの選択
第6フェイズ:ゲームが売れて大儲け!

プレイヤーは衝立を持っていますが、その前側に裏向きに置かれたゲームタイルがあります。そこから特定の数(ラウンドによって定められています)を引いて衝立のこちら側に持ってきて隠すようにして表向けます。これが第1フェイズです。

第2フェイズでは1枚ずつお店にタイルを置いていきます。これが売れれば第6フェイズで収入になります。いいですね。買う側もコレクションが増えて、大方の場合は満足するでしょう。好きな数のタイルが卸せます。

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「ライナー・シャイン」。もしかしてクニツィーアのゲーム屋?

第3フェイズではサイコロ(おたく駒の役割も果たします)を振り、出目に従って、おたくをお店に置いていきます。

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サイコロはボードゲームギーク(ボードゲームおたく)を表す駒にもなっている。商品に群がるおたくたち。

お店はサイコロの目と対応しているのです。置き終わったらおたくの再配置ができます。

・振り直し:おたく(サイコロです)を振り直します。1000円を払わねばなりません。
・移動:おたくが隣の店に歩いていきます。斜め移動もありです。移動するのに交通費1000円がかかります。

第4フェイズでは新スタートプレイヤーを決定します。多くのゲームはラウンドの節目節目でスタートプレイヤーが交代になるケースが多いと思いますが、このゲームは少し変わっていますね。

第5フェイズでは楽しいお買い物です。売られているタイルは、エル・グランデやインペリアルなどの名作からなんだかよく分からない謎ゲームまで、いろいろありますが、全部実在の会社の実在のゲームらしいです。

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実在のメーカーの実在のゲームを商品にするのがこのゲームの売り。ハンスのゲームはいいゲームがそろってる。

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クイーンもなかなか頑張ってる。

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インペリアル。名作。

1人が1個ずつ買います。各プレイヤーが操作するおたくは3つあるので、最大3つのゲームが手に入るのです。

第6フェイズではおたくがゲームを買った費用をなんと、政府・日銀が負担します!おたくが趣味のゲームに投じるお金は、一部の政党からは「バラマキ」と批判のある「ボードゲーム手当」によって100%の補助が得られるのです。なんて羨ましいんだっ!

ゲーム中、プレイヤーはメーカーとして、おたくが買った分の代金を国からもらい、潤います。

こういう感じで6ラウンドをプレイしたらゲームは終了です。ゲーム終了時に
「俺のコレクションはすげーだろう~」
と自慢になるようなら高い得点になります。通常の場合はタイルに書かれた数字がそのまま点になります。しかし、
「自社以外の同数値タイルの組」
を作った場合は、その組を構成するタイル1枚は6000円の価値になります。タイルは1~6の数値が書かれています。6のタイルはセットにするうま味はないんですが、1のタイルは1000円の価値ですからセットになれば6倍の価値に跳ね上がるのです。プレミアがついた、ということなのでしょう。

こうして最もお金を稼いだ人がゲームに勝利します。

・2人プレイについて

ボードゲームギークゲームトラスト 2人用非公式ルール(カバレロ考案)
概要:
各人は「親会社社長」、「親会社従業員」、「子会社社長」、「子会社従業員」の1人4役を演じます。
4役とは言え、利益・勝利点になるのは親会社の分だけです。
自分の子会社は親会社の利益のために、相手企業のダメージのために操作するようにします。
原則的に通常ルールに従いますが特に異なるポイントを書きます。

ゲームの準備:
各人は通常ルールの2人分の用具を用意します。例外的に子会社の得点マーカーだけは持ちません。
親会社の衝立など用具は担当プレイヤーから見て右側、子会社の衝立など用具は担当プレイヤーから見て左側に置くようにします。
初期資金は両者とも10GGです。親会社と子会社の用具が混じらないように気を付けてください。

ゲームの進行:
順番は、スタートプレイヤーマーカーを持っている親会社、スタートプレイヤーマーカーを持っている子会社、スタートプレイヤーマーカーを持っていない親会社、スタートプレイヤーマーカーを持っていない子会社という順番です。
通常通りに順番が回ってきたら然るべきアクションを行うようにします。

サイコロ(ギーク)の移動・振り直し:
親会社の費用は当然、プレイヤーが負担し、さらに子会社のアクションを行うのなら費用は親会社が負担するようにします。

スタートプレイヤーの決定:
親会社のギークの位置により決めます。子会社のギークの位置は全く考慮に入れません。

おたくがゲームタイルを得る:
得られるタイルは親会社のものと子会社ものとを分けて、それぞれの衝立に相手から隠しておくようにします。ゲームタイルの売却益は親会社のものだけを計上します。子会社のゲームがいくらたくさん売れても全く利益になりません。

ゲームの終了:
6ラウンド終わったらゲームが終わり、ゲームコレクションの点を入れます。計算は4~6人プレイ時に準じます。数値セットによる「1枚6点」にするには、自分の親会社以外の3社のゲームを集める必要があります。
得点化できるゲームタイルは親会社所有のゲームだけです。ゲーム中に得た得点とコレクションによる点の合計点の高いプレイヤーの勝利です。



・コンポーネント
実在のゲームメーカーのロゴや、実際のゲームのイラストが多数使われていて、
「あ、これ見たことある!」
というイラストがそこかしこに描かれています。ボードのイラストはどのイラストがどのゲームか、ボード裏面に答えが書いてあります。

登場するゲームメーカーは、ハンス・イム・グリュック社やクイーンゲームズ社などですが、ラベンスバーガーやコスモスやアバクス、アミーゴも登場したらより良かったように感じます。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・他サイトさまの紹介記事
Funagain Games
Board Game Geek
play:game
Table Games in the World

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このゲームはいたるところにゲームで用いられているイラストがびっしり!解答編はこの様にボード裏面にて明かされている。

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クニツィーアの店の解答編。
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[ 2011/12/10 03:09 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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