テーベの東

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:テーベの東
原題:JENSEITS VON THEBEN
作者:Peter Prinz
メーカー:QUEEN GAMES
プレイ可能人数:2~4
年齢:10歳以上
所要時間:60~90分
形態:B
重さ:ほどほど
要素:
戦略戦術■■■
駆け引き■
幸運不運■■■■■■

受賞歴:
2007年ドイツゲーム大賞ノミネート
2007年ドイツゲーム賞9位



・原題の意味
「テーベの彼岸」です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
遺跡発掘ゲームです。

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ボードを広げました。ヨーロッパでしっかり勉強したら、ギリシャや中東で世界不思議発見!

このゲームは、ゲームのテーマに沿って構成されており、ある種のリアリティが込められています。つまり、「遺跡発掘・考古学者人生ゲーム」という言い方をしてしまうと、極論でしょうか。人生ゲームと比べると、こっちの方が、より発掘をシミュレートしておりリアルな感じです。

発掘が成功するかしないかは、運次第…

というゲームデザイナーの思想(?)がこのゲームの根底にあるように思います。
このゲームは、ある意味「シミュレーションゲーム」ですから、プレイにおいて、どこで何をしようがまったく自由です。が、定石は一応ある(?)ように思います。

まず、ヨーロッパでしっかり勉学を積み、時には学会に参加して、時にはアシスタントを雇い…とにかく発掘スキルを伸ばすようにします。

ある程度、発掘のスキルが上がったら、いざ、発掘です。

本物の発掘は、多分、地べたを掘ったりするんでしょうが、このゲームにおける発掘は、

「袋からタイルを引く」

ということによって表現されています。

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くじ引き用弁当袋。素敵な柄で考古学者魂がくすぐられる。

ここは正にシミュレーション。当たり外れがあるのです。このゲームの痛快なところは、当たりくじだけは手元に置いて我が物にできますが、外れくじは袋に戻す…というところ。このことによって、遅れてきた者の不運を見事に再現しているのです。

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過去の遺物は歴史ロマンへの架け橋。発掘に向けての旅立ち。

・2人プレイについて:

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
2人だと時間がたっぷりあって発掘を満喫できる。4人プレイ時より運の要素が低く、戦略も違ったものになる。どちらもおススメ。

やおきんによるゲームの面白さ評価:
やおきんによるゲームに対するコメント:
発掘の要素についてはかなり良い雰囲気で良質なコンポーネントも含め高評価です。
やや運が強めと思いますが、そこは「引き回数」を高める選択ができるため発掘というテーマでは許容範囲かなと思います。 なんといっても発掘(タイル引き)のときは他のプレイヤーのときでも発見に一喜一憂したりと、ワイワイできるのではないでしょうか。強いて言えばややソロプレイ感が強いため、もっと重たいゲームを多くやっている方には物足りないかなぁと思う部分も。
とはいえ、雰囲気とテーマをボードゲーム上でみごとに再現した、良いゲームだと思います。

・3人以上でやってみた:

Area51によるゲームの面白さ評価:
Area51によるゲームに対するコメント:
運の要素が高いと良く言われるが、決してそんなことはない。やはり良くお勉強した人のとこへご褒美は行くものです。発掘による得点が低くても、知識による得点、発表会など得点方法もさまざまなので勝負になる。
4人プレイは時間に余裕がなく、効率よく発掘しなければならない。袋から発掘する時の興奮は他のゲームでは味わえないものがある。時間の概念が素晴らしく、各プレイヤーに公平なのだが上手く使えば手番を続けて行える。一つ一つデザインの違う発掘物も非常に興味深くて面白い。ルールは簡単なのでビギナーにもおススメできる。ただ、4人プレイはかなり場所をとる。

海長とオビ湾によるゲームの面白さ評価:
海長とオビ湾によるゲームに対するコメント:
よく出来た時間システムの後に控えているのが、結局引き運という、まるで人生の様なゲーム。いろいろな遺跡を巡るところが考古学者っぽくなくてちょっとゲンナリ。

・コンポーネント
「何週間かけると何枚タイルを引けるか」を表す時計がとっても立派です。

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しかし・・・・4個じゃなくて、1個だけ入れてみんなで使い回せば、それで間に合うんじゃ???

・カードのサイズ
(44×66mm):100枚

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[ 2010/07/18 11:24 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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