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ボードゲームのマナー

●はじめに
マナーとは一体なんなのでしょう。マナーとは、「他者を気遣う」という気持ちの現れで、相手を不快にさせないように個人個人が主体的に行う「振る舞い」のことです。ボードゲーム・カードゲームの醍醐味は他者との関わりにあります。他者と関わりあうのにあたって、思いっきり楽しみたいと思いますし、楽しませたいです。そう考えると、どうしても、「やってはいけないこと」・「マナー違反的行動」がどんなものかを踏まえておいた方がいいように思います。私はあまり礼儀正しい人間ではないのですが、できることならマナーを守って、ゲームを通じて実りの多い人間関係を構築したいと思っています。ゲームを始めて幾年か経ちましたが、私が経験したことから「ボードゲームにおけるマナー」について考えてみたいと思います。

その1:ゲーム用具を丁寧に扱う
ゲームは誰かの所有物です。誰かが身銭を切って購入したものなのです。ゲーム用具を汚す、壊す、無くすようなことはしないようにしましょう。特に気をつけたいのは食べ物についてです。ポテトチップスを食べた、油の付いた手でカードを持つのは如何なものでしょうか。カードをゆがめる・曲げる・折るようなことは厳禁です。
また、タバコを吸うとゲーム用具に匂いが移ることが考えられます。タバコを吸う・吸わないの判断は、ゲームの持ち主にはもちろん、居合わせた他プレイヤーの了解のもとに決めましょう。

その2:正々堂々とプレイをする
仮に、イカサマ・インチキ・不正をして勝利をしたとして、それで一体何が得られるのでしょうか。フェアプレイで勝利をしてみれば、イカサマ・インチキ・不正のような行為が、如何に矮小か痛感できると思います。
イカサマと絡む話ですが他プレイヤーの手札を覗くようなことはやめましょう。あと、他プレイヤーに見えるような手札の持ち方はしないようにしましょう。もし誰かの手札が見えるようなら、その人に持ち方を変えてもらうようにお願いをしましょう。

その3:正しいルールに基づいてプレイをする
あまり馴染みのないゲーム、新しいゲームをやる場合、ルールがよく分からない場合があります。そういう場合は、ルールを分かっている人がいるのなら、その人に聞くようにしましょう。もしもみんなが初心者なら説明書を読んで確認をするようにしましょう。

その4:丁寧に混ぜる
カードやタイル類を混ぜることがゲームの直前、あるいはゲーム中に行われることがあります。そういう場合はカードあるいはタイルがよく混ざるように丁寧に混ぜましょう。ゲームの進行によっては捨て札置き場に置かれているカードが、同種カードが固まってる場合も考えられるのですが、そういう時はできるだけ丁寧に混ぜるようしましょう。「ディールシャッフル」というカードの混ぜ方がありますが、それを軸にしたカードの混ぜ方がいいと思います。まず、ディールシャッフルを行い続いて数回ヒンズーシャッフルをするというのが簡単でよく混ざる方法だと思います。

シャッフル論(外部サイト)

その5:言葉を慎む
手の内をばらすような発言や、相手を挑発したり、騙したりする発言はできるだけ慎みましょう。もしも相手があまり親しくない、あるいは初対面の場合には特に気をつけましょう。しかしながら、相手プレイヤーがある程度親しいのなら、言葉遣いの問題も大きく許容されてくると思います。

その6:最後まで気を抜かない
ゲームは「ゲームの終了条件」を満たすまで最後までやりましょう。どうしても勝てない…という状況になると投了をしたくなるかもしれません。また負けが決定的な状況になるとやる気がなくなるかもしれません。しかし最後まで気を抜かずにプレイをしましょう。ゲームは1人でやるのではなく対戦相手がいるのですから、例え負けてもゲームには意味があるのです。

その7:長考をしない
自分の手番で考えすぎないようにしましょう。考えれば考えるだけ、相手を待たせていることになるのです。あまり待たせずにサッとプレイをするのが望ましいです。長考防止のためには、他プレイヤーの手番の間に、これから起こりうることに思いを巡らし、どのような事が想定されるかについて予想をするようにしましょう。そして自分の手番の時には、事前に想定したとおりなら問題なくプレイができるでしょう。仮に想定外のことが起こったら、その時はしっかり考えましょう。もちろん想定外が少なくなるように、事前に多くのパターンを考えておくのがいいです。

その8:考えている人を急かさない
個人個人が長考しないようにすべきですが、どうしても考えねばならない局面というのがあると思います。そういう場合は相手を急かさないようにしましょう。

その9:アドバイスはしない
ゲームの面白さは他人との関わりにあるのはもちろんですが、如何に勝利に近づくかを考える…というのもゲームの面白さの一つです。そう考えるとアドバイスは、良ければ良いなりに、悪ければ悪いなりに有害と言わざるを得ません。
ただ、相手が初心者で、こちらが経験者の場合は、「定石」を知っているか・知っていないかで差が出てくる場合があります。そういう時などは、適度なアドバイスがあった方がいい場合もあります。
また、ゲームを傍らで見ていて、プレイに参加していない場合は、「参加していないが故に知っている知識」に基づいた助言や、手札のような隠匿情報を他プレイヤーに明かすような助言は慎みましょう。

その10:「待った」をしない
一旦手番中に行ってしまったアクションを、後になってから取り消すようなことは避けましょう。

その11:「負ける」ことを受け入れる
ゲームは勝てばとても楽しい気分になります。負ければ多かれ少なかれ悔しい思いをしますが、負ける人がいるからこそ勝つ人もいるのです。もしも負けた場合は、勝った相手に対して、勝利を祝福をする、くらいの気持ちを持つようにしましょう。もちろん、次は勝つ!という気持ちで次の機会に臨みましょう。

その12:いろいろなゲームを楽しむ
麻雀やモノポリー、カタンは「中毒」とも思えるほどハマるプレイヤーがいるのですが、多くの種類があるのがドイツゲームのいいところです。いつも決まったゲームばかりをするのではなく、多くのゲームに対して好奇心を持ち、プレイをしてみましょう。多くのゲームを遊ぶことによって、「名作」の価値を改めて確認できると思います。

その13:合理的なプレイをする
多くの人が集まれば、人に対して好き嫌いが出る場合があります。そういった、好き嫌いに基づいた「個人攻撃」はしないようにしましょう。
もっとも、あるプレイヤーがずっと1位を維持し続けているのなら、その間はそのプレイヤーに対する攻撃的プレイも合理的と言えるでしょう。

その14:感想戦を楽しもう
感想戦をするようにしましょう。ゲームが終わった後は、お互いに、どの手が良く、どの手が悪かったのか、話し合いをしてみましょう。

その15:他人にマナーを強制しない
マナーはあくまでも、個人が自発的に守るものであり、それゆえペナルティはないのです。お互いのマナーの違いを理解せず、自身のマナーを他者に押しつける行為や、マナーを守らないからといってその人の全人格を否定するようなことは、「他者を気遣う」というマナーの本質から外れた行為ですので、気を付けましょう。
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[ 2010/09/12 20:37 ] その他ゲーム情報 ゲームコラム | TB(-) | CM(-)
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