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スモールワールド

ボードゲーム・カードゲーム レビュー
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邦題:スモールワールド
原題:SMALL WORLD
作者:Philippe Keyaerts
メーカー:DAYS OF WONDER
プレイ可能人数:2~5
年齢:8歳以上
所要時間:40~80分
形態:B
重さ:やや重い
要素:
戦略戦術■■■■■■
駆け引き■■
幸運不運■■

受賞歴:
2009年ドイツゲーム賞5位
2009年日本ボードゲーム大賞6位



・原題の意味
「小さい世界」です。

・ゲーム内容の簡単な紹介
ビンチのリメイクです。
リメイクだけあってやることは共通の部分が多々あるのですが、より面白くなるようにルールが大幅に改良されています。
ゲームの終了条件がラウンド数で決まるようになりました。あと得た勝利点も秘密情報になりました。

ゲームの舞台も変わりました。ビンチではルネッサンス期のヨーロッパを舞台にした諸民族の攻防がテーマでしたが、スモールワールドはファンタジー世界が舞台になっており、妖精や小人たちの戦争になっています。地図は架空の世界の地図です。ルール自体はとてもシンプルで、多彩な特殊能力がこのゲームに華を添えています。

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ボードです。このゲームはボードが2枚入っていて、1つが2人or3人用です。
もう1枚が4人or5人用です。
この画像のボードは2人か3人用のもの。裏面が3人用マップになっています。

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こちらのボードが4・5人用マップ。2人マップと比べてみると面積が倍近く違います。

特殊能力を持った種族をまず選びます。種族自体も特殊能力を持っていますので1つの種族を選べば2種の特殊能力が持てます。特殊能力は多数あり、種族も多数あって、組み合わせはとてもたくさんです。このあたりは飽きが来にくいとても良い工夫です。ゲームをとことんやり込みたいプレイヤーも、とてもこのゲームが堪能できるのではないでしょうか。
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種族と特殊能力。左側が特殊能力で右側が種族です。
種族はいかにもファンタジー世界らしく、エルフやホビット、ドワーフなどの面々です。
それぞれの種族ごとに特殊能力があり、さらに左側の特殊能力と組み合わせて実に多様な組み合わせができます。

種族を選んだら侵略開始です。種族を表すチットを置いていくことにより侵略をしていきます。全く空白の誰もいない領土には2個のチットで侵略できます。1個敵チットがいれば1個余計にチットが要るようになり、2個なら2個、3個なら3個……敵が多ければそれだけ攻めにくくなります。征服された陣営はチットを1個喪失します。
存分に侵略が終わったら勝利点が入ります。原則的に1国につき1勝利点です。

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ゲーム中の様子。駒が、というより厚紙製チットですね。
ボードが狭いため、2人でもキツキツ感があります。
この画像はピンボケですね。スマン。

このゲームはプレイヤー同士がボコスカ殴りあう激しい直接攻撃のゲームなのですが、あまり陰湿ではありません。自分が劣勢だと思えるのなら、自分の種族を見捨てて新種族に乗り換えられるからです。新種族に乗り換えると、旧種族は「衰退種族」になり、以後、ボード上に置かれ続け、攻め滅ぼされない限り勝利点に貢献を続けます。衰退種族は侵略・攻勢はできませんが守りに徹しているのです。

プレイヤーはアクティブな種族と衰退種族の2つの種族が持てるのですが、この2種族を効率的にボード上にばらまいて勝利点を稼ぎましょう。

プレイ人数により変わるのですが、定められたラウンド数が終わればゲームは終了になり、その時点で多くの勝利点を稼いでいるプレイヤーが勝利します。

・2人プレイについて
やおきんによるゲームの面白さ評価:
やおきんによるゲームに対するコメント:
種族の衰退・乗り換えのタイミングが重要なゲームですね。最初の「種族+特殊能力」選択がオープンになった順でのコスト設定だったので、なんか雑だなぁと思いましたがあっという間に手詰まり→種族乗り換えになってしまうので種族変更の頻度が多く、それほど影響がないのかなと納得。

領土をめぐる熾烈な攻防、という感じではなく割とあっさり領土が各プレイヤーを行き来するため嫌味も少なめ(笑)

毎回清算で小刻みに得点していくので軌道修正しやすく感じ最後までゲームを楽しめるのも良かったです。あまり深く考えずにサクサク遊んでもゲームになるので陣取りが苦手の嫁さんでも楽しんで遊んでました。
(2009年9月8日)

・3人以上でやってみた:
アブラハムによるゲームの面白さ評価:
アブラハムによるゲームに対するコメント:
人数ごとにマップも用意されていていい感じ。ファンタジー世界が好きな人には、たまらないゲームだと思います。

・コンポーネント
このゲームには2枚ボードが入っていて片方が2・3人用(両面印刷のボードで人数に応じて表裏を決めます)。もう片方が4・5人用になっています(こちらも同様に両面印刷)。2人の場合は狭いマップを使いますのでスカスカでソロプレイ感漂う…と言うようにはならず、ボコスカに殴りあう感じになります。人数に応じて対応するマップが違うので、恐らくどの人数でもあまり問題は生じないと思います。
勝利ポイントチップは隠匿情報で、裏面は共通になっています。チップの枚数が多いと「たくさん稼いでいるな~」というのがもろ分かりなので、衝立を用意するとより良いように思います。

・カードのサイズ
このゲームはコンポーネントにカードを含みません。

・BGM
ヴィヴァルディの「調和の幻想」はとても合っていると思います。

・他サイトさまの紹介記事
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Funagain Games
Board Game Geek
play:game
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[ 2010/06/24 21:14 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
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