2017 081234567891011121314151617181920212223242526272829302017 10









Top Page > ボードゲーム・カードゲームレビュー > 古代ローマの新しいゲーム

古代ローマの新しいゲーム

DSCF6849s-.jpg
古代ローマの新しいゲームの箱です。ボードゲームもありますがかなりコンパクトな箱です。



古代ローマの新しいゲームは14種のゲームが入っているオムニバスです。それぞれ全然違うゲームです。まだ全部やりきれていませんが、プレイしたゲームから少しずつ紹介・更新するつもりです。



「歴史の糸車」
DSCF6850s-.jpg

カードの上をグルッと駒(黒いポーン)を進めていき、カードを取得していくゲームです。黒いポーンを1~3歩進め、止まった位置のカードがもらえます。

カードがだんだん取られていき、ある色のカードがテーブル上から全て取られると決算です。その色の数字分が得点になります。

ある数字(ランク)のカードがテーブル上からなくなるとゲームは終了になり、そのランクのカードが全て得点がマイナスになってしまうのです。



「ローマ七丘」
2人対戦カードゲームです。黄色い1~7のカードを取り合うゲームです。
欲しいと思えるカードに対してカードを伏せて置きます。一旦置かれると、その後相手プレイヤーはすぐには反撃できません。
反撃された場合はその場のカードは表向けられます。
ゲームが終わったらより多く数値合計を割いている方が黄色いカードを取得し、黄色いカードのポイントが多い方がゲームに勝利します。

対戦ゲームの名作バトルラインの元になったゲームかな??という感じがします。



「執政官」
DSCF6852s-.jpg

伏せられているカードをめくっていき、欲張ると何も得るところがなく、いいタイミングでめくるのをやめると得点になる・・・・神経衰弱のような記憶のゲームです。記憶も大事ですがある程度の勘・度胸も大事かもしれません。

まず実際にカードをめくる前に【オークション】を行います。このオークションはどれだけのポイントを稼ぐつもりがあるかで値を宣言します。

一番高い宣言をした人が手番を行います。手番ではどんどんカードをめくっていき、

めくれているカードが同じ色のカード・・・・OK

あるいは

めくれているカードが同じ数値のカード・・・・OK

この二つの条件のいずれかなら安全にカードを取得して手番を終われますが、そうでないなら罰として手札1枚をテーブル上に加えなければならなくなります。

しかし!オークションの値と表向けられているカードの数値合計は対応しています(旗のカードは2ポイント扱い)。つまり強気のビッドをしたなら少しだけめくって撤退、ができないのです。宣言以上のポイントを表向けねばなりません。

手番が終わったら、表向けられているカードが残されているのならそれらは伏せられます。

場札にはワイルドカードである「旗のカード」が10枚も仕込まれていますから結構何とかなるのですが、競りのポイントをどれくらいにするかが肝のゲームです。

取ったカード枚数が勝利点になります。



「元老院議員」
DSCF6843s-.jpg

手番になったらカード1枚を内側へ差し込みます。こうすることでカードがところてん式にスライドしていきます。ボードの中央部9マスが「元老院」で、この9マスにカードを置くようにするゲームです。元老院に置かれているカードの数値が得点になります。これらカード、手札は全て明らかになっているのでこのゲームはアブストラクトゲームです。

ボードに置かれている「旗」にいろいろなルールを付加することでいくつか変則ゲームも遊べます。



「ハンニバル対ローマ」
DSCF6844s-.jpg

ハンニバル率いるカルタゴ軍とローマ軍の戦争のゲームです。

手番になったら駒を1個動かします。陸軍は隣のエリアに移動ができます。艦隊は地中海、ティレニア海の点線上に移動できます。

もしも敵軍と遭遇したなら戦闘になります。戦闘はカードを1枚同時にプレイし、一斉に公開、数値の大きいカードを出せば戦闘に勝利になり、生き残り、破れた方は除去されます。

勝利条件はいくつかあります。まず、首都への突入。そして地中海の制覇。敵軍を全軍を除去する。駒の移動が全くできなくなっても敗北になります。

DSCF6845s-.jpg
滅ぼされたカルタゴ。

非常に簡潔なルールでありながら、軍隊をどちら方面に攻め込ませるか、敵の動きに対応していかに守るか、そういった部分はとても戦略的です。また、戦力となるカードのプレイのタイミングを計るあたりは心理戦の要素が色濃いです。



「カエサル」
DSCF6853s-.jpg
初期配置をしたところ。初期配置そのものも重要なゲームです。

自分の支配するチップを増やすようにするゲームです。

チップとチップが隣り合うとき、それが味方同士ならば同盟ということで合体してより強力になります。

しかし敵対するチップが対決する場合はそれぞれの陣営のプレイヤーがカードを1枚出します(カードは使い捨てです)。チップの枚数が戦力になりますし、カードの数値も戦力になります。戦力の大きい方が上に乗ります。一番トップのチップがそのチップ塊の支配者です。

DSCF6854s-.jpg
赤対緑の2人対戦の様子。赤緑以外の色は中立です。中立には隣り合っていればカードプレイなしで乗っかれます。

どうしても動けなくなる、あるいは誰かの手札が尽きたならば、ゲームは終了になり支配するチップの枚数が多ければ勝利になります。

DSCF6856s-.jpg
緑の完勝!



「帝国(インペリウム)」
DSCF6857s-.jpg
イタリア半島から始まり、ローマ帝国領を時計回り方向に得点決算していきます。決算するときにより多くの駒を置いていれば、より多くの得点が得られる、エリアマジョリティの陣取りゲームです。

プレイは3枚のカードを出します。カードの数値とエリアが対応しています。例えば「6」ならエジプト・・・・という感じです。3つの駒をカードで示されるエリアに置いたらラウンド1が終了。ラウンド数と対応するエリアの決算をするのです。

エリアは9つありますが、最後の決算は第8ラウンドで、このときはスペインとフランスの決算をするのです。

DSCF6858s-.jpg
プレイの様子。次はメソポタミアで決算!

変則ルールに、「30点ルール」というのがあります。30点ルールはその名の通り、30点に至れば勝利なのです。帝国領を1周するだけでなくさらにグルグルと回り、決算し終わった後に30点到達を目指すのです。



「近衛兵」
DSCF6859s-.jpg
近衛兵のボード。得点記録用のボードです。

このゲームは坊主めくりのような、運の要素の強いゲームです。

カードは、「赤紫」同盟と「青緑」同盟に分かれています。さらに中立の黄色もあります。

手番ではカードをどんどんめくっていき、同じ陣営のカードと中立がめくれているのなら首尾よくカードを取得できますが、敵対する陣営のカードがめくれてしまうとバーストで、せっかくめくったカードが流れてしまうのです。

このゲームではカードの色はあくまでカードそのものの陣営を表しているだけで、プレイヤーには色は付いてません。めくられたカードで同盟が成り立つか敵対になってしまうかが問われるのです。

99点以上取れればゲームで勝利になります。



「大競技場」
DSCF6869s-.jpg

大競技場はレースゲームです。ボード右上の白い部分がスタート位置。自分の車を各人3台持っています。この3台全てをゴールに着ければ勝利になります。

コースを反時計回りに進みます。スタートして左方向に進み、その後ボード下の方に向かい、そしてボードの右の方へ。上の方へ移動してゴール(ボード中央部の明るい部分)へ進めるようにします。

進む車(駒)のうち、最もゴールに近いもの・進んでいるものから順番に進めるようにします。進めるにはカードの数値を移動力として割り当てます。各車には最低でも1枚はカードを割り当てるようにします。カードには1~5の5枚があるので沢山カードを割り当てるにしても最大3枚まで、ということになります。

割り当てられたカードは数値分の移動力を表します。しかし1枚のカードの移動力を消費する最中に「曲がる」ということができないのです。もし曲がろうと思うのなら、カードの移動力を使いきったのちに別のカードの移動力を行使する。こうすることでのみ曲がれるのです。

長い直線のときは高い移動力で突っ走る。曲がるとき、あるいは前方に邪魔な車がいる時などはスピードを落とすようにする。そういった、実際の車の動きが簡単なルールの中でボード上に見事に表現されているゲームです。
スポンサーサイト
[ 2013/02/10 03:12 ] ボードゲーム・カードゲームレビュー | TB(-) | CM(-)
FX