ボードゲーム・カードゲーム レビュー

邦題:
ごいた原題:
ごいた作者:
?メーカー:
グランペールプレイ可能人数:
4年齢:
10歳以上 所要時間:
30分以上 形態:
C重さ:
ほどほど要素:
戦略戦術■■■■
駆け引き■■■
幸運不運■■■受賞歴:
-
・ゲーム内容の簡単な紹介ごいたは石川県に伝わる伝統ゲームです。通常のごいたは4人限定ゲームで、向かい合わせに座っている2人でチームを組むチーム戦のゲームです。
最初に各プレイヤーに8枚のカードが配られます。ラウンドの終了時に自分の手札全てを出し切ることがゲームの目的です。
カードの構成は将棋の駒に似ています。
プレイは親からで、まず、手札から1枚を裏向きにして出します。
次に、親がその裏向きのカードのすぐ下側にカードを表向きして出します。この表向きの1枚が、言わば「攻撃」のためのカードです。
ここで手番が反時計回りに移ります。次のプレイヤーは、もし出せるのなら攻撃を受け止めるためのカード(=攻撃に使われたのと同じカード)を表向きにして出します。次に出すカードは右隣りを攻撃するためのカードです。
もしも攻撃を受け止めるためのカードが手札に無ければ手番は飛ばされます。
この様にして、手札の最後の8枚目を出したら、そのカードの種類によって得点を得ます。チームで150点を獲得するとそのチームの勝利でゲームが終わります。

カードは左から右へ出していく。この状況だと、まず、裏面を出し、そのすぐ下に香を出したという感じ。一番最後に出したカードの種類により得点が入る。
・2人プレイについて:■2人用ルール(非公式)
もちろんチーム戦ではなく個人戦です。ラウンドの初めに12枚を除去し、残りを各プレイヤーに配りきります。どちらかのプレイヤーが150点以上到達でそのプレイヤーの勝利でゲームは終わりになります。手役は下記の3人プレイルールとまったく同一です。上がった人が次のラウンドの親をやります。
Area51によるゲームの面白さ評価:-Area51によるゲームに対するコメント:手札を10枚ずつ配って残りは使わないようにすれば、やってやれないことはないのだが初期手札の運のみのゲームになり、面白くない。破綻しているとまでは言わないが、手を読む手がかりがほとんどない。
・3人以上でやってみた:ごいたは4人限定ゲームとして知られています。私はグランペール版のカード製のものを持っていますが、それにも4人用と書いてありますが、3人でも遊べるよ!という情報をミクシィから得ることができました。3人ごいたは草場純さんの発案だと思いますが、草場さんのご承諾を得てボードゲームランドに3人用ルールを載せる許可をいただきましたので、この場で発表します。
■3人ごいた(三人ごいた)
・通常どおりに親から順に、1人10枚ずつ取ります。残った2枚は伏せたまま見せません。
・手役がないのを確認したら、親からプレイします。プレイは通常どおりですから、親は1枚伏せて、その手前に1枚表にして右隣を攻めます。普通と違うのは相棒(パートナー)がいないということで、個人戦です。あがった人が規定の点を得て、次の親になります。
・合計点で、150点を取った者の最終的な勝利です。
・相棒がいないという点を除けば、普通の4人ルールとほとんど同じです。違うのは手役だけです。手役は以下のとおりです。
10枚し…ゲームに勝つ
9枚し…100点取って、次の親になる。
8枚し…残りの二枚の上がり点の合計を獲得して、次の親になる。
7枚し…残りの三枚の最も高い上がり点を獲得して、次の親になる。
6枚し…配り直しを要求できる(しなくてもいい)。親は変わらない。
Area51によるゲームの面白さ評価:10Area51によるゲームに対するコメント:3人プレイも確かに出来る。草場さんのルールを採用し、残った2枚は非公開でも公開でも良い。ただし、ごいたの本質的な面白さからは大きくはずれてしまい、違うゲームになってしまう。一番の楽しみがなくなるので、やってやれないことはない…という程度。評価するなら6点くらい。 4人プレイヤーが居ればこれほど面白いカードゲームを他に知らない。未プレイの方には是非是非、プレイしていただきたい。ルールも解りやすく誰でも気軽に出来るが、定石もありかなり奥深い。パートナーの待ちカードを読みきり、相手ペアをかいくぐってパートナーに振り込んだ時は他のゲームでは決して味わえないカタルシスがある。この瞬間こそがこのゲーム最大の魅力。自分が上がるよりパートナーに上がらせる方が難しくオモロい。運&カウンティング&ブラフ&予想…色々な要素がある大傑作!打ち筋を良く知ったプレイヤーとプレイすればこの上なく面白い。国産カードゲームの最高峰、一晩中でもプレイできる。
シヴによるゲームの面白さ評価:9シヴによるゲームに対するコメント:面白いです。元々4人用との事だが、3人でも特に違和感は無いです。3人では手札に左右されますが、2対2のチーム戦だと戦略も重要になりそう。
ゆっきーによるゲームの面白さ評価:8ゆっきーによるゲームに対するコメント:変則トリックテイキングって感じ、面白いが勝てない、難しい。
・コンポーネント本場能登半島のごいたは将棋の駒みたいなものらしいです。私が持っているのはグランペール版のカード製です。
・カードのサイズ(57×89mm):32枚
・BGM三味線。
・他サイトさまの紹介記事play:gameNagoya EJFTable Games in the World週刊じゃむたん通信遊星からのフリーキックふうかのボードゲーム日記
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